大リーグのシアトル・マリナーズなどでプレーしたイチロー氏(51)が、2024年12月22日に放送されたドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)に出演し、現役引退後の私生活を披露した。

「トレーニングなしの生活は考えられない」

イチロー氏はオリックス時代に7年連続首位打者のタイトルを獲得し、00年オフにマリナーズに移籍した。大リーグ1年目の01年シーズンは、242安打を放ち、打率.350を記録して首位打者のタイトルを獲得した。

12年7月にニューヨーク・ヤンキースにトレードで移籍。その後、マイアミ・マーリンズを経て、18年に古巣マリナーズに復帰した。18年シーズンは、5月以降、選手としての出場はなく、19年3月に現役を引退した。

番組では、現役引退後、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターとしてチームを支えるイチロー氏に密着。選手をサポートしながら、毎日のトレーニングを怠らないストイックな姿を追った。

「これ(トレーニング)なしの生活は考えられない。歯を磨いて顔を洗って、ユンケル飲んでマシーン。そんな感じ」と話すイチロー氏。

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「やって後悔するのはしょうがない。やらずの後悔が嫌い」

自宅に設置された専用の数台のマシーンを使用してトレーニングに励んでいる。加齢による衰えを加味して、メニューは現役時代よりもハードだという。

イチロー氏は、現役引退後もトレーニングを続ける理由について、こう説明した。

「限界点がどこにあるかを探しているところはある。常に何をやっていても。人間はいずれできなくなるので、無理できるときにしか無理できない。だからできるだけ無理をしたいとずっと思っている。やって後悔するのはしょうがない。やらずの後悔が嫌いなんだね」

インターネット上では、イチロー氏のストイックな生活が大きな話題となり、Xでは次のような声が寄せられた。

「イチロー良かったなぁ〜」「現役時代以上にハードなトレーニングって…すごい」「やはりイチローさんは凄かった」「ストイックだなぁ」「自分を貫いている」「イチローはいつも今が1番格好いい」「一年だけ日本で現役復帰とかしてくれないかな」「今でも朝からトレーニング 頭が下がります」「やっぱスゲーわ マジ尊敬します」「現役引退されてからもますます魅力的な印象を受けました」

番組では、イチロー氏が2匹の愛犬と戯れる姿などが放送され、野球以外の貴重なプライベート映像も見られた。