(4)認証済み定款の交付とその後の対応

【交付される書類】

1.認証済み定款(原本)

・この原本は会社設立の登記申請に使用します。

2.申告受理および認証証明書

・会社の実質的支配者の申告を経て定款認証を受けたことを証明するものです。口座開設手続などで使用します。

【費用の支払い】

・認証手数料を支払い、交付を受けます。事前に費用の確認をしておくとスムーズです。

【認証後の対応】

認証済み定款を受け取ったあとは、すぐに会社設立登記に取りかかることができます。

〈次のステップ〉

(1)登記申請に必要な他の書類を準備

(2)登記申請の際に認証済み定款を提出

(3)登記完了後、金融機関や取引先に定款の写しを活用

(広告の後にも続きます)

よくある質問と注意点

Q1:電子定款と紙定款、どちらがよいですか?

⇒A.電子定款は収入印紙代(4万円)が不要になるため、コストを抑えたい場合におすすめです。ただし、作成には専用ソフトや電子署名が必要なため、専門家に依頼するのが一般的です。

Q2:公証役場での予約が取れない場合はどうすればいい?

⇒A.別の日程で再度予約を試みるか、管轄内の別の公証役場に問い合わせてみてください。

Q3:公証人から指摘を受けた場合、どうすればいい?

⇒A.指摘内容に応じて即座に修正するか、大幅な修正が必要なら再予約を行いましょう。