【職場別】作業療法士の志望動機の例文

病院(回復期)

現職では整形外科に勤務し、外来リハビリを提供しています。患者さまを支援するなかで、急性期から回復期、生活期に至るまでの回復プロセス全体を包括的に支えたいと考えるようになり、回復期病院への転職を希望しました。貴院では地域連携を強化し、退院後の生活環境まで視野に入れた支援をおこなっている点に魅力を感じています。貴院の充実したリハビリ体制のもと、長期的なリハビリ計画の立案や多職種との連携スキルを磨きながら、患者さまの社会復帰を全力で支える作業療法士を目指してまいります。

病院(精神科)

現在は訪問リハビリに従事し、手工芸や創作活動を通じて患者さまの支援に取り組んでいます。大学時代の精神科病院での実習を通じ、心の回復を支援する作業療法に強い関心を持ちました。訪問リハビリで培った経験を活かし、精神科の現場でさらに専門性を高めたいと考えています。貴院の個別性を重視したリハビリに共感し、創作活動を活用した支援を通じて、患者さまの精神的な健康を取り戻すサポートに尽力したいと考えております。

訪問リハビリ

以前、訪問リハビリを経験した際、患者さまが「自宅で生活できる喜び」を実感し、ご家族と笑顔で過ごす姿に深い感動を覚えました。この経験から、訪問リハビリが患者さまの自立を支えるだけでなく、ご家族の生活にも大きな影響を与える役割を果たすと感じています。現職では訪問リハビリに携わる機会が限られているため、専門的に取り組む環境を求めて転職を決意しました。貴施設が在宅医療に力を注ぎ、地域に根差したサポートをおこなっている点に魅力を感じ、訪問リハビリを通じて安心できる生活環境づくりに貢献したいと考えております。

通所リハビリテーション・デイケア

在宅強化型の介護老人保健施設で5年間勤務し、リハビリ支援に携わってまいりました。入所者さまが在宅復帰を目指してリハビリに励む姿に感銘を受ける一方で、入退所を繰り返す方が多い現状に直面し、住み慣れた環境での支援の重要性を感じました。デイケアでは、利用者さまが自宅での生活を続けながらリハビリを受けられるため、在宅支援をより身近な形でおこなえる点に大きな魅力を感じています。貴施設では、利用者さま一人ひとりの目標に合わせた個別リハビリを提供されていると伺いました。これまでの経験を活かしながら、利用者さまの機能回復や生活の質向上に向けて尽力したいと考えております。

介護老人保健施設

病院の回復期リハビリテーション病棟で5年間勤務し、在宅復帰を支援してまいりました。そのなかで、退院後の生活を継続的に支える重要性を感じ、在宅復帰を目指す介護老人保健施設での勤務を希望するようになりました。貴施設では、利用者さま一人ひとりの生活状況や目標に合わせた個別リハビリを提供し、多職種が連携して在宅復帰を支える体制が整っている点に魅力を感じております。これまでの病院での経験を活かしながら、利用者さまとじっくり関わり、生活に密着した支援を通じて、在宅復帰と生活の質向上に貢献していきたいと考えております。

児童福祉施設(児童発達支援・放課後等デイサービスなど)

これまで病院のリハビリ病棟で勤務しておりました。知人の子どもが発達障害と診断され、リハビリに関する相談を受けたことをきっかけに、児童の発達支援に関心を持つようになり、未経験分野ながら挑戦を決意しました。貴施設では、遊びや創作活動など、子どもの興味関心に合わせた支援を重視しており、その取り組みに大変共感しております。これまでの病棟での経験を活かしながら、子どもたちが成長を実感し、自信を持てるような支援をおこない、貴施設に貢献したいと考えております。

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志望動機が書けない場合は?

志望動機がない、思いつかない、明確でない場合は、以下の2点を掘り下げてみましょう。

自分と志望先を結びつける

まず、自分の興味関心、強み、目標、好きなこと、得意なことをリストアップしてみましょう。次に、志望先の運営方針や理念を調べます。これらの情報を照らし合わせることで、自分の能力や興味が志望先でどのように貢献できるかが見つけやすくなります。

学んだことや経験を振り返る

学生時代に学んだことや以前の職場で経験して身につけたこと、あるいは日常生活での気づきを振り返ってみましょう。それらの経験が志望先での仕事にどう役立ち、どのように貢献できるかを考えることで、志望動機が明確になっていきます。