今回機会をいただいて、日仏経済交流会さんのイベントで、パリとフランスのパンのお話をさせていただきました。会場は青山の「Citorn(シトロン)」というカジュアル・フレンチレストランです。

キッシュやラザニア、サンドイッチなどを美味しくカジュアルに頂けるお店で、店員さんは皆フランス人でした。2階に上がる途中に美味しそうなキッシュが並んでいました。

2階のスペースです。こちらが会場となります。

講演の内容はパリのブーランジェリーのキーパーソン、キーワード、注目エリア、フランスのパン文化、パリのお勧めブーランジェリー、リヨンやアルザスのお勧めブーランジェリー、日本で味わえるパリのパン、サロンドショコラなどです。

パリのお勧めブーランジェリーは下記6店をお話ししました。

①Des Gateaux et du Pain(デ・ガトー・エ・デュ・パン)

本店は15区Pasteurにあるが、Bac店が便利。オーナーはピエール・エルメの弟子のパティシエールClaire Damon(クレール・ダモン)で、お店はさながら美術館のよう。他店とは一線を画する、美しく高級感のあるパンとお菓子。そのクリティの高さに驚かされる。

②Boulangerie L’Essentiel – Anthony Bosson(ブーランジュリー・レサンシエル – アンソニー・ボッソン)

2014年パリビオパンコンクール1位、2022年パリベストブーランジェリーなど受賞多数。13区Corvisartが本店でMouffetard(ムフタール)店などパリ市内に他に3店舗。小麦に拘る、BIOの力強い、焼色の濃いパン。

③La Briee(ブリオッシュ専門店)

2019年オープン。11区のVoltaire(ヴォルテール)にあり、フランス中の様々なブリオッシュが味わえる。イートイン可能。

④Bo & Mie(ボエミ)

パリで今最も勢いがあり人気のブーランジェリー。パリ市内に5店舗とバルセロナに1店舗。しかもパリはルーブルリヴォリやサンミッショル、エティエンヌマルセルなどのいい場所に、全て広くイートインを取った、明るいお店が心地よいです。パンは天然酵母と自家製無添加小麦、長時間発酵のパンが特徴だが、ニューヨークロールなどトレンドのラインナップも豊富で、若者や女性客が多い。

⑤Frappe Boulangerie Urbaine(フラップ・ブーランジェリー・アーベイン)

バスチーユにあるレストランパティシエと元高級ケータリング会社スタッフが開いたパンとお菓子のお店。今話題のニューヨークロールやヴィエノワズリに一工夫したユニークなパンが並ぶ。

⑥Boulangerie De La Tour(ブーランジェリー・デ・ラ・トゥール)

トゥールダルジャンのブーランジェリー。とてもハードなパン。シャンパンのジャムがある。

33名の皆様にお集まりいただき、楽しいひと時を共有させていただきました。

Citronさんのサンドイッチやラザニア、レモンタルトもとても美味しくて、リピートしたくなりました。

焼きたてのヴィロンのバケットも持ち込ませていただきました。

フランス好きの方々と食についてあれこれお話ができて、とても楽しいひと時でした。

SHOP INFORMATION

【店名】CITRON(シトロン)

【住所】東京都港区南青山2丁目27-21 南青山227ビル 1 階 /2 階

【電話番号】03-6447-2556

【営業時間】08:00~21:00(土日19:00)

【定休日】なし