【3】濃厚でクリーミー「カルボナーラ」
生クリームを使わない本格派のカルボナーラは、卵とチーズの旨味と香りを楽しめる濃厚なのに軽い口当たり。こちらも上手に作るポイントは、火加減。火を止めた状態で卵を絡めると、失敗せず、お店で食べるようななめらかなソースになります。カルボナーラを作るときはブロックのチーズを用意して、すりたてを使ってみてください。風味が格段にアップし、週末に作りたいおめかしした一皿になります。
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材料(1人分)
・スパゲティ(1.6~1.9mm)……100g
A
・卵……1個
・卵黄……1個分
・パルメザンチーズすりおろし(粉チーズ)……15g
・ブロックベーコン……25g
・白ワイン……大さじ1
・粗びき胡椒……適量
作り方
1.ベーコンは5mm角の棒状に切る
2.ボールにAを入れ混ぜる
<point!>空気が入るように良く混ぜておくと、クリーミーに仕上がり、スパゲティとも絡みやすくなります。
3.鍋にお湯を沸騰させ、塩(0.8%)とスパゲティを加え袋の表示より1分短く茹でる
<point!>パスタは太い方がソースと絡みやすいのでおすすめ!
4.フライパンにベーコンを入れ弱火にかけ、脂を出しながらカリカリに焼き胡椒をふり、白ワインを加えアルコールが飛んだら火を止める
<point!>ベーコンから出る脂が旨味になるので弱火でじっくり焼いて脂を出す。脂が多いベーコンを選ぶと良いでしょう。
5.4にゆで汁大さじ1を加え火にかける。3を加え混ぜて、濡れ布巾の上にフライパンをのせ冷ます。2を加えさらに混ぜる。汁気があれば、弱火で混ぜながらトロっとする一歩手前まで濃度を調整する
<point!>フライパンの熱で卵が固まってしまうので、冷ましたところに加え少しずつ熱を加えていくと失敗しにくいです!
6.器に5を盛り、胡椒、チーズをかける
※レシピを写真付きで見る
https://www.syokuraku-web.com/recipe/122430/2
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【4】レストラン級に美味しい「ミートソース」
ミートソースもポイントを押さえれば、レストラン級のおいしさに。週末にたっぷり仕込んでおけば、バスタだけでなく、ご飯にかけたり、グラタンのベースにしたり、バリエーションも広がりますよ。作るときは、ホールタイプのトマト缶を用意しましょう! カットタイプと比べると、煮込んでいくと甘みが引き立つそう。隠し味にもポイントがありますので、ぜひチェックしてみてください。
この段落はレシピグルーブの外にある段落です。段落を増やすときはここを起点に増やしてください。不要な時はこの段落ブロックを削除して下さい。
材料(3人分)
・合いびき肉……250g
・塩……小さじ1/6
・玉ねぎ……1/4個(50g)
・人参……1/6個(25g)
・セロリの茎……1/4本(25g)
・にんにく……1片
・砂糖……小さじ2
・赤ワイン……1/2カップ
A
・ホールトマト缶……1缶
・セロリの葉……1枚分
・ローリエ……1枚
・ナツメグ……適宜
・塩……小さじ1/6
・胡椒……適量
・オリーブオイル……大さじ1と1/2
・バター……大さじ1
・スパゲッティ……240g
・パルメザンチーズ……適量
作り方
◎作り方
1.玉ねぎ、人参、セロリ、にんにくはみじん切りにする。トマト缶は手でつぶす
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、人参、セロリを加え、強めの中火で炒める。3分ほど炒め、にんにくと砂糖を加え、さらに3~4分色づくまで中火で炒めてバットに取りだす
<point!>炒める時に砂糖を加えることでカラメル化が早く進み、手早くコクと香ばしさを引き出せます。砂糖はトマトの酸味を抑えてくれる効果も。
3.2のフライパンにひき肉を入れ塩をふり、ほぐさないで強火で両面きつね色に焼く。軽くほぐして全体を焼き、油が多ければ軽く残して捨てる
<point!>ひき肉はしっかり焼いて焦げ目をつけると旨みになります。ほぐすと水分がでて焼き色がつきにくいので、触らずにじっくり焼くべし。
[食楽web]
4.赤ワインを加え、汁けがなくなるまで煮詰めて旨みを凝縮させる
5.Aと2を加えて沸いたら、弱めの中火で10~15分煮る(途中で汁気がなくなったらお湯を加える)。バターを加え、溶けるまで混ぜる
<point!>ナツメグ、ローリエ、セロリの葉を加えることで、肉の臭みを消し、風味がアップします。
6.スパゲティを袋の表示より1分短く茹でる。茹で汁は取っておく
7.5に 6を加え混ぜ合わせ、汁気が足りなければ茹で汁又はお湯を加え1分煮る ※塩分が強い場合はお湯を加える
<point!>茹でたスパゲティとソースを一緒に煮ることで味が絡みます。
8.器に 6を盛り、パルメザンチーズをかける
※レシピを写真付きで見る
https://www.syokuraku-web.com/recipe/100085/2
【5】日本人に生まれてよかった究極の「一汁一菜めし」
質素でありながら、奥深き日本の家庭料理の基本を押さえた「一汁一菜」というスタイル。おにぎりの握り方、味噌汁の出汁の取り方、一つひとつコツを押さえて作れば、どんな豪華な料理もかないません。お米に合う旬を取り入れた一品料理も一緒に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
材料
・炊きたての温かいごはん……茶碗に軽く一杯
・塩……ひとつまみ(ごはんの0.5%)
作り方
1.茶碗にごはんを盛り、上下にそっと数回振って粗熱を取る。
<point!>炊きたてのごはんをにぎるのは熱いので、茶碗で粗熱を取りながら形を整えると作りやすい。
2.手に水をつけ、塩を広げる。
<point!>水をたっぷりつけるとおむすびがべちゃっとしてしまうので軽くつける。
3.1を手のひらにのせ、もう片方の手のひらで覆うようにして優しく三角にむすぶ。
<point!>米粒がつぶれないように優しい力加減でむすぶと良い。
※「出汁いらず味噌汁」、「卵としめじのマヨ炒め」の作り方はこちら
https://www.syokuraku-web.com/recipe/132552/2
【6】絶対に覚えておきたいゆで卵のゆで方&半熟目玉焼きの焼き方
たまご料理は、家庭料理の定番でありがら、それぞれの家庭で個性の出るものです。ゆで卵や目玉焼きは、家庭料理で頻出しますが、火加減がすごく難しい! いつも通り作っているつもりで、火を通しすぎてしまったり、逆に黄身がトロトロすぎたり。しかし、プロが教えるコツさえ押さえれば失敗しらず。これぞ永久保存版のレシピです。あなたも今日からたまご名人♪
超半熟、半熟、固ゆで……自分好みの「ゆで卵」の作り方
材料
・冷蔵庫から出したての卵(M)
・酢……大さじ1
・塩……ふたつまみ
作り方
1.鍋に1lのお湯を沸騰させ、塩と酢を入れたら、お玉に卵をのせてそっと入れる。超半熟卵は6分、半熟卵は7分、固ゆで卵は12分、沸騰しない程度の火加減で茹でる。黄身を真ん中にする場合は初めの2~3分、菜箸でゆっくりと回しながら混ぜる
2.茹で上がったらすぐ、冷水で急冷する。殻は卵の丸い方からヒビを入れ、さらに全体にもヒビを入れたら10分ほど冷やし、水や流水の中で殻を剥く
3.ゆで卵をきれいに切るには、糸を切りたい箇所に巻きつけて切るのがおすすめ。固ゆでの場合は、包丁にラップを巻いて切るといい
※半熟目玉焼きの作り方はこちら
https://www.syokuraku-web.com/recipe/87191/2
【7】一味違う! シャキシャキ、ふんわり「れんこんつくね」
ふんわりとした肉種と、れんこんのシャキシャキ感が絶妙な「れんこんつくね」。難しいメニューのように思いがちですが、ポイントをマスターすれば、どんどん量産できます。特性の甘辛いタレの配合も絶品で、お弁当のおかずにも重宝しそうですよ。肉種にマヨネーズ、みじん切りのれんこんを入れるのがポイントで、食感とつなぎのバランスを取ったプロの技の光る一品です。
材料(4人分)※冷蔵3~4日保存可能・冷凍OK!
・れんこん……200g
・豚ひき肉……400g
A
・味噌……大さじ2
・マヨネーズ……大さじ2
・酒……大さじ2
・水……大さじ2
・片栗粉……大さじ2
・砂糖……小さじ2
・おろし生姜……小さじ2
・塩……小さじ1/3
作り方
1.れんこんは皮つきのまま粗みじん切りにする。
<point!>食感が残るように粗く刻む。
2.ボールにひき肉とAを入れる。
<point!>マヨネーズを加えることで柔らかいつくねに仕上がります。
3.粘りが出るまで混ぜる。れんこんを加え均一に混ぜる。
<point!>指を開いて少し曲げ、一定方向に混ぜる。白っぽくなり粘り気が出ればOK!
4.3を1/16量ずつ1cm厚さになるように丸める。
5.フライパンを熱し、4を並べ入れ両面1分ずつ強火で焼く。水大さじ2を加え蓋をし、中火で4分ほどふっくらするまで蒸し焼きする。
※レシピを写真付きで見る
https://www.syokuraku-web.com/recipe/133891
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これらのレシピをマスターすれば、おうちごはんがますます楽しくなるはず! ぜひ挑戦して、家族や友人と味わってみてください。
●料理家プロフィール
東京ソロごはん。
フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃん 2人によるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!