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RubyGoes )
パイロットが明かした飛行機のある疑問に、世間から「知らなかった」「なるほど!」といった声が寄せられています。
飛行機の窓が長方形ではなく楕円形である理由
このたび「captainsteeeve」のアカウント名でTikTokに動画を投稿したのは、アメリカン航空の機長・スティーブさんという男性です。
建物の窓は長方形が一般的ですが、ではなぜ飛行機の窓は楕円形なのでしょうか。
スティーブさんによると、過去に発生した悲しい事故がきっかけだといいます。
かつて飛行機の窓は、普段目にするような長方形の窓で設計されていました。
ところが1950年代、ヨーロッパのある国の旅客機が飛行中に突然、空中分解して砕け散るという悲惨な事故が連続して起こったのです。
専門家はこの原因を「高度が上昇すると、長方形の窓の角にかかる重圧が縁にひび割れを生じさせる」と推測。
多くのひび割れができると機体が減圧し、その結果、空中分解を引き起こすことが分かったといいます。
角を取った楕円形の窓に代わって以降、この原因による同じような事故は発生していないそうです。
動画に対し、世間からは「説明してくれてありがとう」「納得いった」「今まで疑問だったから謎が解けて嬉しい」「飛行機に乗るのが怖くなくなった」といった声が寄せられました。