返済期間35年と40年を比較!住宅ローンのシミュレーション
40年の住宅ローンを組むデメリットとして、総支払額が増えることを挙げました。どれくらいの差が出るのか気になる人も多いことでしょう。
ここでは、フラット35を利用した場合の支払額をシミュレーションしてみます。
【シミュレーション条件】
・返済方法:元利均等
・金利:1.5%
・ボーナス払い:なし
わかりやすいよう、金利は一律1.5%として計算していきましょう。
住宅ローンを35年で組んだ場合
【借入金額3,000万円】
毎月返済額:9.2万円
総返済額:3,858万円
【借入金額4,000万円】
毎月返済額:12.3 万円
総返済額:5,144 万円
【借入金額5,000万円】
毎月返済額:15.4 万円
総返済額:6,430 万円
住宅ローンを40年で組んだ場合
【借入金額3,000万円】
毎月返済額:8.4万円
総返済額:3,992万円
【借入金額4,000万円】
毎月返済額:11.1 万円
総返済額:5,322 万円
【借入金額5,000万円】
毎月返済額:13.9 万円
総返済額:6,653 万円
同じ3,000万円の借入でも、35年に対し40年の住宅ローンでは毎月の返済額が8,000円ほど抑えられます。
しかし、総返済額は134万円多くなるため、月々の返済を軽くしたいのか、総返済額を抑えたいのか、よく考えたうえで借入期間を設定しましょう。
参考:住宅ローンを50年で組んだ場合
フラット50を利用すれば、50年の住宅ローンを組むことも可能です。参考として、50年のシミュレーションもご紹介しましょう。
【借入金額3,000万円】
毎月返済額:7.2万円
総返済額:4,267万円
【借入金額4,000万円】
毎月返済額:9.5 万円
総返済額:5,689 万円
【借入金額5,000万円】
毎月返済額:11.9 万円
総返済額:7,111 万円
実際は、利用する金融機関や返済期間などの条件に応じて金利は変わります。借入期間による総支払額の差はより大きくなると考えられるでしょう。
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まとめ:40年の住宅ローンを活用して理想の家を購入しよう
金融機関にもよりますが、住宅ローンを40年で組むことは可能です。毎月の返済額が抑えられる、より多く借入できるなどのメリットはありますが、総返済額が増えるといったデメリットも考えられます。メリット・デメリットを考慮したうえで、自分に合った住宅ローンの期間を設定しましょう。