40代熟女として日常に起こるあれこれについてマンガにしているフワリーさん。年齢を重ね、老化を感じることが増えてきたフワリーさんのマンガ。
鎖骨にできた湿疹を見た母から、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)では?」と指摘されたフワリーさん。皮膚科を受診すると、すぐに「帯状疱疹」だと診断されました。早くよくなりたい一心で、処方された抗ウイルス薬を飲み、塗り薬もしっかり塗るフワリーさんでしたが、診断から数日後、ひどい倦怠感と頭痛に襲われます。かゆみが襟足や頭皮にも広がって不安でいっぱいになり、さらに……。
寝ている間にかいてしまい…
鎖骨の湿疹が「帯状疱疹(※)」だと診断されたフワリーさん。診断されてすぐは、かゆみ以外は元気だったので仕事に行きました。しかし、数日たつと強い倦怠感に襲われます。処方された抗ウイルス薬を飲み、塗り薬も毎日塗っていたのですが、かゆみが広がっていき不安な気持ちが膨らみます。
※体にピリピリとした痛みが走り、その数日後、痛みがある場所に水ぶくれなどを伴う発疹が帯状に現れる病気。発疹は片側の胴体にできやすいですが、全身に出る可能性があります。目や耳の周囲にできると結膜炎や難聴などの疾患を合併することもあります。眠れないほどの激しい痛みが生じることもあり、痛みは3~4週間続きます。かゆみを生じることがあります。
厄介なのは、夜中に無意識にかいてしまうこと。悪化を懸念していたときに……。
帯状疱疹になって厄介だったのが、夜中、無意識にかいてしまうことでした。
どんどん悪化しているような気がして……。
そんなときに、久しぶりに友だちからメッセージが来ました。
友だちもコロナ禍に帯状疱疹になってつらかったと言うではありませんか!
私は、抗ウイルス薬を飲み終えてからやってくるかもしれない「痛み」にビクビクしていましたが、友だちは最初から痛みやかゆみでつらかったと言います。
また、友だちが通院した病院では、無意識にかいてしまう患部を、ガーゼで覆うようにと勧められてつけていたそうです。私が診てもらった皮膚科では何も言われていなかったのですが、昼夜関係なく首元のかゆみがとても強かったので、私もガーゼで覆ってみることにしました。
でも……これってなんだか……
私は高校時代を思い出します。
彼氏とそのーー、ラブなアクシデント(笑)で付いてしまったとあるマークを隠すためにばんそうこうを首元に貼り付けていた友だちのことを!!
なので首元をガーゼで覆っていたら、行き交う人に「キスマークを隠すいたいけな熟女」って思われないかなー? と心配しました(笑)。でも、きっとそんなふうには思われないでしょう(笑)。
ガーゼは、ある程度強いかゆみが落ち着くまで貼っていました。かき防止になっていたと思います。
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首元の帯状疱疹を無意識にかいてしまうのを防ぐため、患部にガーゼを当てることにしたフワリーさん。行き交う人にキスマークを隠していると思われるのでは? という不安は、すぐに打ち消せたようで何よりです!
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者/フワリー
会話の中で「あれ、これ、その…」がひどくなった40代熟女。2児の母。Instagram:@fuwa_fuwa000