家の中を整える、心身を整える、生活リズムを整える、、いろんな整えるがありますが、今わたしが気になっているのが「言葉を整える」こと。

使う言葉は、年齢によっても、TPOによっても変化するもの。だというのに、自分の言葉づかいをあらためて見直すなんて、これまでやってこなかったように思います。そのせいで、いつのまにか年相応から外れた言葉を発している可能性も、、。

年が明けて何かはじめたくなる気分。気持ちも新たに、今年は少し「言葉」にこだわってみようと考えています。


「言葉を整える」って、どういうこと?


わたし自身のことでいうと、言葉について気になったきっかけは、娘が小学生になり、ママ友付き合いの年齢層が上がったことです。上の世代のママたちと比べて自分の言葉づかいは、決して乱れてはないけれど、つたないというか安易というか。

はじめはちょっとした違和感。そこから客観的に自分の言葉に意識を傾けてみると、いろいろとズレを感じるようになりました。

「まだそんな言葉づかいをしてるの?」

人のことだったら気付くのに、自分に対しては意識しないと気が付かない。いやあ、恥ずかしいものです。

年齢やシチュエーションからはみ出したワードを削ぎ落して、今の自分に合った言葉を取り入れる、それが「言葉を整える」。ちょっとずつでも変われたら、世界が少し広がる気がします。


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自分の言葉を見直す5つのステップ


<Step01>使っている言葉を洗い出す

モノを整える場合、まず手持ちを全部出して、そこから取捨選択をしますよね。言葉も同じく、自分のボキャブラリーを挙げてみます。よく使う言葉、フレーズ、相槌などはありませんか?

<Step02>年齢に合わない言葉を外す

若者言葉は論外ですが、普段小さな子どもを相手にしている人だと、大人に対しても無意識に幼いワードを使っていることがあります。また、長年同じ環境にいる場合、少しズレたワードでも昔の感覚のまま通用するので、自分では気づきにくい傾向に。

<Step03>便利な言葉に頼りすぎていない?

「すごい」「かわいい」「大丈夫」であったり、相槌の「なるほど」「ですよね」「さすが」などは、便利な反面、どうすごいのかといった機微を伝えることはできません。そのため伝えたいことが明確にならず、相手に誤解を与えたり、その場しのぎな印象になることも。

<Step04>気持ちによりフィットする言葉を探す

「すごい」ひとつでも、「素敵」「センスがいい」「真似できない」「上手」といろいろ言い換えられます。正しい言葉選びができれば、想いを過不足なく伝えたり、相手の気持ちに寄り添えるはず。ネットで調べる、いろんな本を読む、言葉選びが上手な人と会話をするなど、ヒントは身の回りに溢れています。

<Step05>積極的にアウトプット

いいなと思った言葉は、「書く」「話す」のアウトプットをどんどんしていきましょう。会話は瞬発力。はじめは付け焼き刃でも、何度も使っているうちに自分のモノになり、自然と会話で使えるようになっていきます。


大事なのは、言葉の感度を高めること。すぐには変えられないからそこ、気付いた時が変える時。新年という清々しい節目に、チャレンジしがいのある習慣つくりになるのではないでしょうか。




池田奈未好きなものは、まち歩き、カメラ、淹れたてコーヒー。収納の少ない家で3人暮らし。すっきり心地よい暮らしを目指しています。