ハナコ岡部大の“孤独のグルメ”に密着「三ん寅の味噌ラーメンに、ライスで雑炊っぽくしめるのが自分流です」

この年末年始にテレビ東京で大量放映されて、高視聴率をマークした『孤独のグルメ』。2025年1月には映画版の公開や、「孤独のグルメ博」の開催、関連本の出版と相次いで“五郎まつり”の様相だが、それだけ人は「一人メシ」に惹かれるのかもしれない。

人前に出る機会が多い人気芸人も、独りになりたい瞬間がある。そんな時はどんな店に行き、何を食べているのか?

◆ハナコ・岡部 大氏「運転をしながらビビッときたお店に入る」

●江戸川橋「三ん寅」の味噌ラーメン

自ら『孤独のグルメ』ファンを公言し、学生時代には紹介店の聖地巡礼をしたこともあるお笑いトリオ・ハナコの岡部大氏。’23年には『孤独のグルメ配信オリジナル2~五郎、芸人まみれ』への出演も果たした。

仕事の合間や、地方営業先では、運転をしながら直感的に気になった店を訪問する。車移動が多いため、居酒屋には足を運ぶことは少ないが、ラーメンにとんかつなど、短時間で楽しめる「一人メシ」の開拓には余念がない。

おすすめは江戸川橋にある「三ん寅」の味噌ラーメンだ。

「生姜の効いたスープがクセになる。麺大盛りにライスを追加して、最後は雑炊っぽく〆るのが自分流です」

◆ノーブレーキになれるのが一人メシの良さ

結婚して子どもを持つ今、家庭で家族と食卓を囲む時間も愛しているが、一人の時間は目の前の食べ物とただ向き合うことに浸る。

「とんかつ屋でヒレとロースを両方頼んだり、ノーブレーキになれるのが一人メシの良さ」と話す。誰の中にも、孤独を求める心があるのだ。

【ハナコ・岡部 大氏】

ワタナベエンターテインメント所属。秋田県出身、早稲田大学卒業。『キングオブコント2018』で優勝し、近年は俳優としても活躍する

<取材・文/週刊SPA!編集部>

―[密着ルポ 100%[孤独のグルメ]]―