画像はイメージ(Flicker/ TonyParkin67

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州で、地元の作業員であるリサ・コーネリスさんの車に毒ヘビが棲みついていました。

【動画】車内に棲みついていたヘビ

Newsweekなど複数のメディアが報じています。

車内にいたヘビ

リサさんが異変に気付いたのは、職場で受け取った荷物を車の後部座席に置こうとした時のこと。

体長1m以上の猛毒のアカハラヘビが座っていたのです。

それ以前から3週間にわたり、車内で見つかるヘビの糞を溶けたアイスクリームと勘違いしていたリサさん。

さらに、車の警報や駐車センサーが頻繁に作動するなど、不審な現象も続いていました。

リサさんはこれまでに4人の専門のヘビ捕獲業者を呼びましたが、いずれも捕獲に失敗。

ある捕獲業者は尾を掴んだものの、ヘビを傷つけたくないとの理由で放してしまい、そのままダッシュボード内に逃げ込まれてしまいました。

内装を二度も取り外し、専用のカメラを使って車内を隅々まで探しましたが、ヘビの姿は見つかりませんでした。

しかし翌日には、再び後部座席に現れるという不可解な状況が続いたといいます。

業者による駆除が失敗したため、リサさんは防護具を着用して運転を再開することにしました。

「車を駐車し続けていると器物損壊に遭うかもしれないので、もう運転するしかないと思いました」と語っています。

危険を感じつつも、「最悪の場合は病院に行けばいい」と前向きな姿勢を見せていました。

リサさんは、ヘビに「フラッフィー」という愛称を付けました。

「彼とはもう絆ができたんです。私を脅威とは思っていないみたいだから、優しい名前を付けたかったんです」と語っています。

この出来事に対してネット上では「事故になりかねない」といった心配の声が寄せられていました。

リサさんはヘビの捕獲を急いでおらず、「車の修理の際にでも見つかるのでは?」と楽観的に捉えています。