過去の性被害を告発した元俳優の若林志穂さんが、2025年1月15日にXを更新。メディアに向けて「真実に目を背けないでください」「芸能界はもうめちゃくちゃです」などと訴えた。
「芸能界ではセクハラ、モラハラ、パワハラがまかり通っている」
若林さんは、1991年スタートの連続ドラマ「天までとどけ」(TBS系)で長女・待子役を演じて人気を博し、2009年に芸能界を引退。23年11月にXでのライブ配信で、芸能界にいた頃に、ドラマ・映画で共演したミュージシャンに違法薬物を使った性暴力を受けたと告白した。24年1月には「複雑性PTSD」を発症していたことも明かしている。
若林さんは25年1月15日、「メディアの方々へ」として、「真実に目を背けないでください」と呼びかけた。当時所属していた事務所の社長に相談しても取り合ってもらえず、暴言を吐かれたなどと訴えるポストを連投し、「複雑性PTSDどころか、当時の私はビルから飛び降りてお詫びしなくてはいけないのかと数十年と思いながら生きてきた。これが芸能界の実態だ!!」とつづった。
さらに、「芸能界はもうめちゃくちゃです。何の為に作品を生み出しているのですか?メディアの方々、どうか真実に触れてください。真実を知ろうとしてください。エンターテイメントって言葉が…惨めに聴こえます」とも。「『天までとどけ』の撮影は苦しく辛かった。でも、沢山の視聴者の方が楽しんでくれた作品です」と明かした。
最後には、「芸能界ではセクハラ、モラハラ、パワハラがまかり通っているのです」とし、「これを暴露と受け取るか、この様な事は芸能界だけの問題ではなく身近に潜んでいるのだから、自分ならばどう対応していくのかを考えるきっかけになればという想いからお話しをさせてもらいました」と、投稿の意図を説明した。