「眠れない」「疲れやすい」「血行が悪い」は何歳からでも改善できる!【医師監修】

自律神経を整えると、毎日体がラクになる!

睡眠:副交感神経を働かせる生活習慣で快眠に

寝つきが悪い、夜中に何度も起きるなど、睡眠の質が低下する要因は、生活習慣やストレスなどで、夜になっても交感神経から副交感神経にしっかり切り替わらないこと。朝昼晩の生活習慣を変えれば、改善できます。

疲れ:心と体をリラックスさせて疲れにくい体に

緊張やストレスが続くと、自律神経が乱れ、「疲れがとれない」という悩みにつながります。呼吸や入浴などすぐにできるひと工夫で心身ともにリラックスして、自律神経の乱れを整えましょう。

血行:交感神経の乱れを整えて、頭痛・肩こり・冷えも改善

交感神経優位の状態が続くと血管が収縮し、血流が悪くなります。血流が滞れば末端の毛細血管へ血液が行き渡らず、肩こりや冷え、頭痛の原因にも。適度な運動で、血流をよくする習慣を。

次回は「自律神経」の正体とは? 知っているようで知らない、自律神経にまつわる気になる疑問にお答えします。

取材・文=野田有香、塚本由香(ともにハルメク編集部)、イラストレーション=藤田ヒロコ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2024年7月号を再編集しています