シミ・肝斑・そばかす・くすみ…化粧品で予防できるのはどれ?おすすめスキンケアとは【医師解説】

50代読者のシミ鑑定結果!日焼けジミ・そばかす・角質くすみが混在

「40代でレーザー治療もしましたが、その後のお手入れが悪かったのか3年もたつと、また同じ所にシミが噴き出してしまいました」という50代のAさん。坪内医師がシミを鑑定しました!

【シミの種類1】日焼けジミ(老人性色素斑)

老人性色素斑は、紫外線を浴びたことによる過剰なメラニン生成が原因で発生します。紫外線を浴び続けた結果できるため、シミの境界線が明確。50代以降に一番できやすい最もメジャーなシミです。

【シミの種類2】そばかす(雀斑)

そばかすは鼻から頬に散らばっていることが多いシミ。遺伝性であることが多いといわれますが、紫外線を浴びることにより、さらに色が濃くなることもあります。

【シミの種類3】角質くすみ

ターンオーバー(肌の新陳代謝)の乱れなどにより古い角質が肌表面にたまり、肌の透明感が低下している状態です。

坪内医師からのシミ鑑定コメント

「50代Aさんの肌は、日焼けジミ、そばかす、角質ぐすみが入り混じった状態ですね。日焼けジミと角質ぐすみは、化粧品で予防できます。シミは予防が肝心。シミの知識を持ち、シミの種類に合ったお手入れをすれば、今からでも間に合いますよ!」

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60代読者のシミ鑑定結果!広範囲な肝斑と摩擦くすみも!

「長年の自転車通勤で、日差しを浴び続けてきました。シミを勲章にはしたくない!」という60代読者のBさん。こちらも坪内先生がシミを鑑定しました!

【シミの種類1】日焼けジミ(老人性色素斑)

顔のあちこちにシミが点在しています。日光に当たりやすい頬骨や、ファンデーションが行き届かないこめかみ・フェイスラインなどに特にできやすいといえます。

【シミの種類2】肝斑(かんぱん)

肝斑は頬骨あたりや額などに左右対称にできるシミで、もやっと薄い褐色で現れるのが特徴です。お手入れや洗顔時の摩擦で、さらに濃くなることもあるので要注意。

【シミの種類3】摩擦くすみ

摩擦あとが残ったくすみも見られます。花粉症やクレンジングなどで目もとをこすりがちな方にできやすい傾向があります。

坪内医師からのシミ鑑定コメント

「今の60代前後の方は、若い頃に小麦肌が流行った世代。日焼けはいいこととしてとらえていたので美白の概念がなく、日焼け止めも一般的ではありませんでした。ですからシミがあって当然です。でも一口にシミといってもその種類は様々。複数のシミが同時多発している人も多く、それぞれに合った対策が必要です」