シミ・肝斑・そばかす・くすみ…化粧品で予防できるのはどれ?おすすめスキンケアとは【医師解説】

5大タイプ別・シミ&くすみのオススメ予防法

悩ましいシミやくすみは作らないのが一番。でも、予防法はあるのでしょうか?

坪内医師は「日焼けジミと角質くすみは、化粧品で予防ができます。摩擦ジミも、お手入れ方法で回避可能です!」と言います。

シミ&くすみタイプ別予防の可否

日焼けジミ(老人性色素斑)
…〇 予防できます
角質くすみ
…〇 予防できます
摩擦くすみ炎症後色素沈着)
…△ お手入れ方法次第
肝斑
…× 予防できません
そばかす
…△ お手入れ次第

「日焼けジミ」と「角質くすみ」は、実績のある美白成分が配合された化粧品で毎日お手入れすることで予防ができます。

また、「そばかす」はお手入れ次第。先天的なものですが、日焼けによって濃くなることもあるためです。

「肝斑」はホルモンバランスの乱れが原因のため、予防は困難です。

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医師がオススメ!シミ予防のための美白成分は?

シミ予防のための美白成分はどう選べばよいのでしょう。「トラネキサム酸」や「アルブチン」、「ビタミンC誘導体」など様々ありますから、迷う方も多いと思います。

違いは、シミのもとであるメラニン生成のどの段階で働くかです。「アルブチン」、「ビタミンC誘導体」は、紫外線を浴びると活性化するメラニン生成促進のための酵素をブロックすることでシミ生成を抑制します。どちらも長く実績がある化粧品成分で安心してお使いいただけます。

一方で「トラネキサム酸」は、紫外線ダメージの刺激そのものをブロックし、活性の段階から抑える成分で、メラニンがすでに蓄積している50代以降のシミ予防に実績があります。

ただしいくらいい化粧品を使っていても、使用方法が間違っていれば逆効果。ついクセでゴシゴシこすったり肌を叩いたりすると、「摩擦ジミ」になってしまいます。力を入れず、やさしく肌に触れるようにしましょう。