55歳、新たな挑戦。モデル青木沙織里が始めた「鼻歌」のように心地よい服作り

アートギャラリーでの企画展も開催

そこから和歌山でのご縁が広がり、ありがたいことに4月には牛乳パックの生地を使用した『MUYA&Huminaa』の企画展(おしゃれとエコを兼ね備えた、新しい日常着の企画展)を、開催することに。

開催場所は、和歌山市にある素敵なアートギャラリー「norm」さん。大正後期に建てられ、国の登録有形文化財に登録されている旧西本組本社ビル。

※normさん

縫製も日本製にこだわりたく、企画展に向けて今現在職人さんにがんばってもらってます。

流行に左右されない定番ながら、細部にまでこだわったデザインは、日常のコーディネートに取り入れやすく、エコを意識しながらもおしゃれを楽しめるアイテムになっています。

環境に配慮しながら長く愛用していただくことで、エコに繋がる第一歩に……。

この洋服を着ることで、心地よさとワクワク感を感じていただけたらうれしいです。

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55歳、新人。ここから始まります

さまざまなご縁から、気付けば和歌山で洋服作りを始める流れに……。もともと温泉を楽しむだけで、和歌山のことをほとんど知りませんでしたが、この一年、人の温かさや自然の豊かさに触れ、和歌山への想いが深まっています。

観光大使でも何でもないですが(笑)

今回の企画展を通じて、少しでも和歌山の魅力を伝えられたらうれしいです。

流れに身を任せてみると、思いがけず楽しい出来事が舞い込んでくるものですね。

アパレルの世界では、55歳にして新人。新たな分野での挑戦は、大変なこともたくさんありますが、これからも楽しみながら進んでいけたらと思っています。

青木沙織里

あおき・さをり。カフェ巡りとあんこが大好き。19歳よりモデルを始め「nonno」などの雑誌、CM等を中心に活動。30代から「いきいき(現・ハルメク)」のモデルに。バッグ製作も行う。趣味はキックボクシング、ピラティス、陶芸など。グレイヘア育成中。インスタグラムは@blue_record365 

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