毎日5分で英語力をアップする方法!学びを習慣化すれば忙しい人でもOK

毎日5分で英語力をアップする方法と、学習時間を作るコツを紹介!「忙しくてまとまった時間を確保できない」「毎日欠かさず勉強しようと思っても続かない」という人でも、スキマ時間で効果的に英語を学習できます。本気で英語を習得したい人はぜひチェック!

毎日5分で英語力をアップさせる方法

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「海外旅行をもっと楽しみたい」「仕事で役立てたい」「好きな海外スターの映画を字幕なしで見たい」など、大人になってから英語を学びたいと独学で頑張っている人も多いですが、忙しい毎日の中で英語力をアップさせるのはなかなか難しいものです。

特に年齢を重ねると、仕事でも家庭でも忙しく、時間を取れないとお悩みの人もいるかもしれません。

そのような場合でも、毎日5分の学習で英語力をアップさせる方法があります。

英語の音声を聞く

毎日5分の学習で英語力をアップさせるには、英語の音声を聞く方法がおすすめです。

学生時代、歴史の年号や英単語のスペルを語呂合わせで覚えた経験のある人が多いことからもわかるように、活字で見るよりも音で聞いた方が学びやすい場合もあります。

最近では、ランニングやウォーキングのとき、通勤中に、イヤホンで音楽やラジオなどを聞く人も増えているため、「ながら」で何かを聞くことに慣れている人には特に向いているでしょう。

ポイントは、内容の8割くらい理解できる英語を聞くこと。まったく何を話しているのかわからない英語を聞いても意味がありません。すでに内容を知っている日本のニュースや日本の映画・ドラマであれば、意味がスッと入りやすくなります。

英語の語源を学ぶ

英語学習の基本ともいえる英単語の習得ですが、ただやみくもに英単語を覚えてもなかなか記憶に定着せず、いざというときスムーズに出てきません。

毎日5分で英語力をアップさせるには、英単語を一つ一つ覚えるのではなく、「英語の語源を学ぶ」ことが重要です。

英単語の語源とは、個々の単語の成り立ちのこと。

英単語は主に単語の意味の基本となる「語根」と、語根の前にあって意味やニュアンスを付与する「接頭語」、語根の後ろにあって意味やニュアンスを付与したり品詞を決定したりする「接尾語」の3つのパーツから成り立っていて、それぞれが組み合わさって一つの英単語ができています。

この語源の意味を把握すれば、共通する語源を持つ英単語を紐付けて記憶したり、初めての単語でも意味を推測したりしやすくなります。

英語で独り言を言う

1日5分の英語学習というと、単語帳や文法書を使った勉強をイメージする人が多いかもしれませんが、英語で独り言を言うのも大切な学習です。

英会話で大切なのは「今自分が伝えたいことを英語にする力」を身に付けることです。どんなに暗記をしても、実際にしゃべったことがないと思ったように口は動かないため、何よりもとにかく英語を喋り、口を動かすことを優先しましょう。

おすすめは、自宅で一人でいるときになんでもいいから英語を口に出すこと。

最初は自分が知っている英単語で構わない。部屋の中で目に付いたものや頭に浮かんだフレーズをどんどん口に出しましょう。誰にも見られない環境であれば、恥ずかしさもなく英語っぽい発音でしゃべれます。

英語でなんと言うのかわからないときは、辞書やネットで調べて、毎日英語で言えることを一つずつ増やしていきましょう。

英文の音読をする

海外の小学校でも取り入れられている英文の音読は、1日5分で英語力をアップさせるのにおすすめの方法です。

英文の黙読では、正しい発音や音の強弱、高低などがわからなくても読み飛ばせてしまいますが、音読なら読み飛ばせません。文章の息継ぎ(ポーズ)をする箇所を意識しながら声に出して読み上げることで、英文を意味のまとまりで理解できるようになります。

おすすめは、毎日寝る前に5分ほど音読する方法。毎日同じ英文を、2週間から1か月繰り返し音読します。大きな声で正しい発音を意識し、意味の区切りを考えながら行うことが大切です。

英語で日記を書く

1日の終わりに5分間、英語で日記を書くのもおすすめです。その日にあった出来事や考えたことを、英語で書いてみましょう。

最初は「I went shopping today.」(私は今日買い物に行きました)など、簡単な英文で構いません。わからない単語は調べながら書き、慣れてきたら修飾語を使って「I went shopping at the supermarket today.」(私は今日スーパーマーケットへ買い物に行きました)とするなど、より詳しい日記を書くことにチャレンジしてみましょう。

今日のまとめ、今日あったことの内容、その感想と決まった形を作っておくと、続けやすいです。

手書きの日記帳や日記アプリ、SNS、スマホのメモ機能やカレンダーなど、自分が継続しやすいツールを利用してください。

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毎日5分の英語学習時間を作り習慣化する3つのコツ

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英語は毎日の積み重ねが重要なのはわかっていても、5分の学習時間を継続して作るのは意外と大変です。

ここでは、毎日5分の英語学習時間を作るコツを紹介します。

自分のスキマ時間を把握する

毎日5分の英語学習時間を継続して作るには、自分のスキマ時間はいつなのか把握することが大切です。

まず、自分の1日のスケジュールをすべて書き出してみましょう。

それから、英語学習に充てられそうなスキマ時間を探していきます。例えば、通勤や移動時間、ランチ中、人との待ち合わせまでの時間、入浴中、夕食後、就寝前などです。

今まで、スマホでゲームをしたりネットサーフィンをしたりしていた時間を、英語学習に充てると考えてみると、5分程度であれば意外と時間はあるもの。

毎日同じタイミングで英語学習を繰り返すことで、いつの間にかそれが1日のルーティーンに組み込まれて当たり前にこなせるようになります。

英語学習する場所を決める

1日5分英語学習の時間を作るには、「何時何分から5分間」と開始時間を決めるのではなく、場所で決めるのがおすすめです。

例えば、電車やお風呂、トイレなど、毎日この場所にいるときは英語学習の時間と決めてしまいましょう。

そうすれば、「その場所は英語を学習する場所だ」という意識が芽生え、自然と英語脳がオンになるため、勉強を継続しやすくなります。

反対に、その場所以外では英語学習をしなくてもよいとしておくのも一つの方法だといえます。意気込み過ぎず、自分のライフスタイルに取り入れやすい方法で学習することが大切です。

学習内容を事前に決めておく

毎日5分、目一杯英語学習をするには、学習内容を事前に決めておくのがよいでしょう。

いざ英語学習をするときに、何を勉強しようか考え始めてしまうと、内容が決まらないまま5分経ってしまったり、貴重な学習時間が2、3分になってしまったりすることもあります。

5分という短い時間でも、フル活用すればできることはたくさんあります。せっかくの学習時間を無駄にしないよう、迷わずサッと始められる準備をしておきましょう。