
富山県氷見の新しいお土産になるようにと考案された、こだわりのプリンのセット。プリンの上にラムネジュレを重ね、青と白のグラデーションが美しいプリンです。
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ご当地プリンっていつの間にこんなに増えたのだろうと思うほど、日本各地でプリン専門店と出会う機会が多くなりました。
卵、牛乳、フルーツなど地元の食材を中心に手がけられたものが多く、風土を生かしたプリンはどれひとつとして同じものがない、オリジナリティに溢れたつくり。
こちらの「氷プリン」も、地域の魅力がたっぷりと注ぎ込まれていて、プリンとして見事に表現されているなあと心に残った逸品。
富山県氷見市にある「ひみぷりん」は、2022年に誕生したプリン専門店。氷見の新しいお土産になるようにと考案されたプリンは、見た目から味わいまで隅々にこだわりが詰まっています。
氷見の「氷」が入った、看板の「氷プリン」。プリンの上にラムネジュレを重ねたもので、青と白のグラデーションが美しく、清々しい佇まいは食べる前から惹き込まれます。
バニラビーンズを合わせたミルクプリンは、とろっとなめらかな舌触りで、香り高くやさしい甘さ。とやまアルペン乳業の牛乳など、地元の食材も使われています。
ラムネジュレの爽やかな味わいは、クリーミーなプリンとの相性が良く、一体感のある口どけもとっても良い。
そのままでも充分美味しいけれど、氷砂糖といっしょに食べるのが、氷プリンの大きな特徴です。氷と書かれた小さな袋に入った氷砂糖。ラムネジュレの上にパラパラと散りばめると、まるで海に氷が浮かんでるよう。
これは、港で水揚げされる寒ブリの氷や、日本海の上に立山連峰が浮かぶ情景をイメージしたもので、風土が持つ物語や彩りをプリンで表現したところに感動しました。
なめらかなプリンのなかで、ジャリジャリッとした氷砂糖の食感も良いアクセントで、まさに唯一無二の味わい。
氷砂糖を使う理由も、見た目の美しさも、言われないと分からないけれど、知ってから食べると氷見へ行ってみたいっていう気持ちにもなってくるから、プリンに込めた想いが伝わってくれたら嬉しいです。
帽子をかぶったカモメのイラストも、贈り物に使いたくなる素敵なデザインでお気に入り。
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