あなたの顔たるみの原因は?自分の「顔のクセ」をチェック!

まずは自分の顔のくせをチェック

「表情筋トレをする前にまず知ってほしいのは、自分の顔のくせ。顔の筋肉は長年のくせを覚え込んでいるからです。使っていなかった筋肉は“鍛える”、反対にくせによって使い過ぎていた筋肉は“力を抜く”。それから理想の動きを刷り込ませることが大切です」(間々田さん)

表情筋の状態を知るために、 下を向いて鏡に向き合います。目のまわりや頬、あごなど、普段平面で見ている筋肉が、重力のせいでより下がって、ゆるんでいる部分や左右の違いなど、表情のくせも知ることができます。

下を向くと、今の顔の筋肉の状態がわかります。

上を向いたときの顔が理想の筋肉の状態です。

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表情筋トレーニングの前には姿勢を整えて

表情筋トレーニングでは、座骨から頭蓋骨までをつなげた中心軸を意識した姿勢をとることが大切。足裏を地面に押し付けるようにして骨盤を立て、尾てい骨から頭頂部まで上から吊り上げられているようなイメージで。常にその姿勢を意識していると自然と身に付くといいます。

立っているときも座っているときも「コアフェイス」を意識して姿勢を整えると、猫背や反り腰も自然と解消されます。

頭頂部から糸で吊り上げられているようなイメージで尾てい骨からまっすぐに
胸を開き過ぎて背中や腰が反らないように
骨盤を立たせ、下腹をキュッと引き上げます
足はこぶし1つ分ぐらい開け、足裏をピタッと地面につけます

これはNG!

背中が丸くなっていたり、足裏を地面につけないと顔もゆがみます。

顔のくせを知って、姿勢を整えたら、いよいよ表情筋トレーニングのスタートです。まずは目をぱっちり大きくしたり、まぶたのたるみを改善するトレーニングを紹介します。

取材・文=三橋桃子(ハルメク編集部)、撮影=中西裕人、ヘアメイク=榊美奈子、イラスト=金子なぎさ

※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年7月号を再編集しています