
美しく健やかで、いつだってはつらつ! そんな不調知らずに見える人たちはきっと「食」に秘訣があるはずです。
〝美〞に繋がる、食習慣を探りました。
今回お伺いしたのは・・・
美容家・オーガニックスペシャリスト、メノポーズカウンセラー
吉川千明さん(65)
植物療法を学んだ後、日本初の女性専用漢方薬局を開設。コスメから食、女性医療、漢方、植物療法、ファッション、インテリア、旅と、ナチュラルでヘルシーな女性のライフスタイルを多方面から提案。
50代のカラダに必要な栄養素は手軽な食材で摂取するのが鍵

吉川さんはオーガニックコスメや植物美容を日本に広めた先駆者。
現在は、更年期ケアに尽力しています。
そんな美容と健康のスペシャリストである吉川さんにとって、「なくてはならないものはオリーブオイル」だといいます。
「オリーブオイル以外の油は酸化が早いですが、オリーブオイルの主成分のオレイン酸は酸化しにくいんです。その上、血管の柔軟性を保ち、善玉コレステロールは増やし、悪玉コレステロールを低下させ、腸の動きを活性化。50代の体にとっていいことずくめです。
また他の油と違って種ではなく、実から絞るのでポリフェノール(抗酸化成分)もとれ、更年期女性に必要なビタミンEも豊富です」
さらに高品質なエキストラバージンのオリーブオイルは風味があっておいしい、と吉川さん。
煮物などのお惣菜、生の旬の果物や野菜、ヨーグルト、納豆などにもかけ、毎日大さじ1を目途に食べているとか。
また食事もなるべく自炊するのが吉川さんのモットー。
主食の玄米もその日の体調に合わせて精米し、炊いています。
「栄養については若いころからずっと勉強を続けてきていましたし、今よりもずっとハードワーカーのときも、食事には気を配っていました。〝美〟は〝健康〟のうえに成り立つものですから」
食材は穀類、肉類、魚介類、豆・豆製品、卵、牛乳・乳製品、緑黄色野菜、淡色野菜、きのこ類、海藻類、芋類、油脂をまんべんなくとるよう、これらを表にし、買い物のときにも持ち歩いてチェックしているそう。
「なかでもよく食べるのがチーズやヨーグルトなどのたんぱく質が豊富な乳製品。はちみつをかけても、塩とオリーブオイルでも美味しいんです。
とはいえ、オリーブオイル含め、あまり高価で手に入れにくい食材よりも、近所のスーパーで手に入るような手軽なものを取り入れるのが一番重要だと思っています。
美しさと健康のための〝食養生〟は一日にしてならず。日々続けることがなにより大切だと、今実感しています」
50代からの「健やかな美」はオリーブオイルで養う
お気に入りはキンタ・ド・コアのエキストラバージンオイル(右)。
「完全無農薬&コールドプレス製法で飲める美味しさ」。
料理に合わせて、トルコ産のマドラ(中)、日清オイリオ(左)なども使用。
インスタント麺もオリーブオイルをかけて
出来合いのお惣菜よりはずっと健康的!
即席麺にもオリーブオイルと卵とあおさを足せば、それなりに栄養価の高い食事に。
出来合いの食事を購入するより健康的だと吉川さんは言います。
疲れて料理をしたくないときの非常手段として覚えておきたい技です。
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「発酵食品」は高たんぱく質かつスーパーで調達できるものを
筋力維持に欠かせないたんぱく質は、プロテインサプリなどでとらずに食事から摂取。
腸活にもいいヨーグルト、納豆、モッツァレラチーズは冷蔵庫に常備しているそう。
「そのとき家にあるフルーツや、先ほどのオリーブオイル、さらにはちみつなどと組み合わせて食べています。小腹がすいたときにもいいですよ」

ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは濃厚で動物性たんぱく質が豊富。
「いつものヨーグルトをキッチンペーパーとザルで一晩水切りすればギリシャヨーグルトに。果物と合わせると朝食にも◎」

納豆
納豆は植物性たんぱく質をとれる上質な発酵食品。
国産大豆や有機納豆など、品質にこだわった「あづま食品」が吉川さんのおすすめです。
「先ほどのオリーブオイルを加えて食べています」

モッツァレラチーズ
吉川さんの小腹がすいたときのおやつは、モッツァレラチーズのはちみつがけ。「良質なたんぱく質が手軽にとれます。天然はちみつの酵素も豊富なので胃腸への負担も減ります」