
ワシントン州…近年ワイナリーが急増

ワシントン州はみなさんご存じの「スターバックス」の発祥地でもあります!そのワシントン州もワイン造りに恵まれた気候を有しており、近年ではワイナリーが急増しているんだとか。
昼と夜の寒暖差が大きく、乾燥した大陸性気候が特徴で、緯度はフランスのボルドーやブルゴーニュとほぼ同じ。赤ワイン用のブドウ品種ではカベルネ・ソーヴィニヨンが最も多く生産されていますが、次いでメルロー、シラーが続きます。
白ワイン用のブドウではシャルドネが広く栽培されており、高品質なワシントンワインは世界中で人気があります。特にコストパフォーマンスが高いワインが多く、日本でも比較的簡単に入手することができます。
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ワインは背景にあるストーリーも楽しい

私自身、オレゴンやワシントン州のワインを飲むのは初めてだったのですが、この日はソムリエの矢田部匡幸(やたべ・ただかつ)氏が選んだワインを楽しむことができました。
オレゴンのロゼ、白ワイン、ワシントン州の白ワイン、赤ワインと、それぞれの料理に合わせた4杯いただきました。どれも驚くほど素晴らしくおいしく、矢田部氏のセンスの良さに感心しました。この4本のワインは特におすすめ!
このイベントでは、ワインと料理の相性の重要性を再確認しました。前菜からメインディッシュ、デザートに至るまで、各料理がワインと絶妙にマッチして、味覚のハーモニーを堪能できました。
イベントに参加した方と、ワインについての情報交換が楽しかったです。それぞれの好きな銘柄や味の特徴を熱く語り合い、お互いのおすすめワインを試してみるという新しい楽しみ方を発見しましたよ。
ワインは単に飲むだけでなく、その背景にあるストーリーや地元の文化、作り手の情熱を感じながら楽しむことで、その魅力が更に広がります。オレゴンやワシントン州のワインを味わうことで、そんな感動を共有できる素晴らしい時間を過ごすことができました。
次回、ワインを楽しむ際にはぜひオレゴンやワシントン州のワインもチェックしてみてください。新しい発見とともに、素敵な時間を過ごせること間違いなしです!
文・写真=前田典子 編集=鳥居史(HALMEK up編集部)
※本連載「マエノリごと」は、毎月1日・15日の更新を予定。お楽しみに!