2児の母のイルカさんによる、舞台女優さんの体験談を描いたマンガ。新米女優のミサキ。監督の愛人である先輩女優のマイからさまざまな嫌がらせに合いますが、前向きに頑張ります。舞台初日に、チケットを手売りしているときに出会った男性がミサキの舞台を見に来てくれました。彼は、ミサキが想定外のカボチャ役を演じていることに思わず笑ってしまうのですが、舞台が終わるころには、懸命なミサキの姿に心を打たれていたのです。
ヒロインの出待ちの中にいた彼が…
ミサキは、舞台が始まる前に先輩女優のマイに「頑張ってください」と声を掛けますが、頑張れという言葉は嫌いだと言われてしまいます。舞台終了後、ミサキはマイに謝罪しますが「カボチャ、お似合いよ」と、また嫌みが……。ミサキに会うため楽屋を訪れた男性は、マイがミサキへの嫌がらせをネタに笑っているところを聞いてしまいます。
憧れのマイからなぜ嫌われているのか、理由がわからないミサキ。心身ともにぐったりしながら会場を出ようとすると……。
憧れの先輩女優のマイから「一生カボチャ役、やったらいいんじゃない?」と言われてしまったミサキ。どうしてそこまでミサキに嫌われているかわからず、涙が出てしまうミサキ。
嫌われている理由がわかれば、改善できるのに……。
「疲れた、帰ろ……」
出口に向かうと、マイの出待ちファンが大勢いました。
「出にくうぅ〜!」
さらに、群衆の中にはチケットを買ってくれた男性の姿が!
「あの人も、マイさんのファンなのか……」
そこに、マイがミサキをシカトして出口へ。
「マイさん〜!」「写真いいですか」「舞台最高でしたー!」声援に囲まれてマイは鼻高々。
その群衆の中にミサキを見にきた男性を発見したマイは、イケメン! かなりタイプ!とテンションが上がり、グイグイと男性に近付いていきます。
近くで見るとますますイケメン! さあ、話かけていいわよ!
わかりやすくモーションをかけるマイでしたが、彼にはまったく響きません。
それどころか、彼は「おい待て! そこのカボチャ!」とミサキを呼び止めたのでした。
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大勢の出待ちファンの中に、ミサキを見にきた男性を見つけたマイ。彼の見た目がかなりタイプだったらしくアプローチをかけますが撃沈。ミサキしか見えていない彼の言動に、スカッ&キュン! としちゃいますね。
著者/イルカ
育児中に武士みが増したママ。2020年、2024年に出産し、男の子兄弟の育児に奮闘中。ブログやインスタ、Xで育児マンガや体験談漫画を描いている。