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年末に四日市市に日帰り出張に行ってきました。お昼ご飯を食べようと思って、富田駅にぶらり途中下車。さぁ何を食べようかと、あてもなくふらつこうと思った矢先、目に飛び込んできたのが、三重県四日市を中心に展開するチェーン店『おにぎり桃太郎』の真っ赤な看板です。
おにぎり専門店『おにぎり桃太郎』は1976年創業、「結びの神」というブランド米で握られています。米粒が大きくしっかりしていて、もちっと存在感のある食べ応えで、噛みしめるほどに味わいが広がります。
使っている水や炊き方、冷まし方にもこだわりがあり、丹精込めて炊き上げたご飯を、地元のお母さんたちが一つずつ手握り。店に一歩踏み入れた時の温かな雰囲気も『桃太郎』の魅力です。

朝早くてご飯抜いてきたから、遅い朝食だと思って。選んだのが、人気だという「味」と、一目見て気になった「はまぐり」です。
「味」は、心が安らぐ味わい
「味」はいわゆる炊き込みご飯のことで、三重県では味ご飯と呼ぶのが一般的だとか。根菜とお出汁のきいたほっこり柔らかな味わいでした。
甘辛の味付けがご飯にしみています
期待していた「はまぐり」は存在感のある貝柱が甘辛く煮付けられていてご飯と相性ばっちり! お米そのものがおいしく、塩加減も絶妙。口の中でふんわりと、でも崩れない力加減で握られています。
1個のサイズが大きく、具がたくさん入っていて値段もお手頃でした。これを知ってしまったらコンビニでおにぎりが買えなくなってしまいますね! 三重県、まだまだ知られざる美味が眠っている予感です。(ライター・亀井)
●DATA
おにぎりの桃太郎
https://onigiri-momotaro.jp/