
子どもの頃から「眼の大切さ」を知ることは、眼の健康を守ることにつながります。愛眼では、お子さんが自分の眼や視力に興味をもち、眼の大切さやメガネの正しい使い方を学べるように、2023年から小学校への出張授業を実施しています。今までは子供向けに出張授業を行っていましたが、今回は初めて保護者向けの出張授業を実施。その様子に密着します。

前回の出張授業の様子
愛眼の出張授業とは
愛眼では、お子さんに眼の大切さやメガネの正しい使い方を伝えるために、2023年から小学校への出張授業を行っています。今回はこの活動をご覧になった学校関係者の方からご連絡いただき、奈良県内にある小学校で、保護者を対象とした出張授業を行いました。

子どもの頃から知ってほしい「眼の大切さ」。愛眼の出張授業の様子に密着! – Aigan STYLE(メガネ・めがね)
子どもの頃から「眼の大切さ」を知ることは、眼の健康を守ることにつながります。愛眼では、お子さんが自分の眼や視力に興味をもち、眼の大切さやメガネの正しい使い方を学べるように、2023年から小学校への出張授業を実施しています。今回は大阪市の宝栄小学校にご協力いただき、愛眼の出張授業の様子について密着しました。
今回お邪魔した学校は、学校保健委員会を通して、子どもたちの健康について、学校・家庭・地域が連携して一緒に考える機会を設けているそうです。今回は、保護者や担任から「子どもたちの視力について気になる」という声を受け、視力をテーマにした講演となったとのことでした。
また、今回の出張授業をご担当いただいた養護教諭に話を伺うと、4月と10月に学校での健康診断の結果、視力が著しく低下した児童がいて気になっていたとのこと。また、児童から遅い時間や暗い場所でスマートフォンを見ているといった話を聞くこともあり、今回の出張授業を通じて保護者と児童が「目について話すきっかけになれば」と話をしていました。
ここからは出張授業当日の様子をレポートしていきます。
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熱心にメモを取る姿も…出張授業の様子をレポート

前回の出張授業同様、今回も愛眼のスタッフである本田と岡本が出張授業を進行していきます。
まずは、子どもたちの視力低下について、実際の文部科学省・学校保健統計調査の結果を元に、裸眼の視力1.0以下のお子さんが増加傾向にあることを説明しました。
本田:発熱や喉の痛みなどは急な変化のため、お子さん自身が親に伝えることも多いと思います。一方で大半の場合、視力低下は徐々に進行するため、お子さん本人も気づきにくい状況です。そのため、学校の健康診断だけではなく、定期的にお子さんの視力を調べることをオススメします。
本田:お子さんの視力低下の進行を少しでも遅らせたいと思う保護者さんは多いはずです。完全に止めることは難しいとされていますが、まずは遠くを見ることを心がけてください。長時間近くを見ると、眼の筋肉がずっと緊張状態になり、疲れ目や頭痛などにもつながる可能性があります。
また、近くを見るということは、スマートフォンやゲームだけでなく、勉強やプラモデルの制作なども同様です。
本田:遠くを見ると言っても、遠く離れた山を見る必要などはありません。5~6mくらい離れた場所を見る時間を設けることで、目がリラックスすることができると言われています。
また、外で遊ぶことで自然に遠くを見たりするので、これも近くを見続けない方法として、良いと考えられています。
岡本:スマートフォンによっては、30cm前後近づくとアラートが表示され、画面を見続けることができない機能を設定することもできます。こういった機能を活用し、お子さん自身も「近すぎた」と気づくきっかけを作れるといいですね。
この他、ブルーライトと視力の関係性や、子どもがメガネをつけたり外したりすることで視力低下に繋がるのか?など、保護者が気になる話題について説明をすると、頷きながら話に聞き入る保護者も。
平日の午前中に実施された出張授業ですが、約80名の保護者が集まり、メモを取りながら熱心に話を聞く姿も見られました。
保護者からの質問

Q:メガネフレームはなぜ金額が違うの?
A:技術の差や素材の差が大きな違いです。メガネの愛眼は総合メガネ店なのでブランド~自社ブランドまで揃っています。金額が高いものは、チタニウムなどの耐久性や耐アレルギー性など利点の多い素材を使ったもの、、軽量化や壊れにくい技術が使われたりすると、価格差につながることがあります。
Q:子どもがメガネをつけているが、どのくらいの頻度で調整をしたらいいの?
A:メガネがズレると感じている時は、メガネの幅・耳・鼻あての調整が必要になる場合が多いです。ズレた状態で見続けると、正常な視力の補正ができず、見え方に影響が出る場合があります。3ヵ月ほどを目安に定期的に調整するのがオススメです。

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Q:子どもの視力低下は気になるが、本人は見えると言っている…
A:子どもの視力が低下しているかもと感じたとき、「見える?」と聞いても「見える」と答えてしまうことが多いと思います。その場合、「見える?」ではなく「読める?」と聞いてみてください。「見える」よりも「読める」ことが大きなポイントになってきます。また、読もうとする時に目を細めたり、前のめりになったりすると、視力低下の可能性があるかもしれないので、こういった点も一つの判断基準にしてみていただければと思います。
また、初めてメガネを作る時は必ず眼科を受診してください。メガネ店では調べきれない医療的な観点でも見ることができますし、メガネを作るための助成金を受けることができる場合もあります。
一方で、ちょっと視力が気になるといったお悩みや、メガネの度数があっているか?といったお悩みの場合はぜひ気軽にメガネ店で視力測定を行ってくださいね。

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質問に答えた後、愛眼スタッフから「子どもに限らず、メガネ店に来店される方の中には『この度数なのに裸眼だったのか』と思う場合があります。そのくらい視力は、日々の変化で気づきにくいものです。そのため、ぜひお買い物のついでなどに気軽にメガネ店に立ち寄って、視力測定をしたり相談してください。」と伝え、今回の出張授業を締めくくりました。