下の子がまだ低月齢の赤ちゃんだったころのことです。上の子との年齢差が7つあって、しかも久しぶりの赤ちゃんは男の子。2人目とはいえ初めての男の子育児なので、毎日がとても新鮮でした。
お風呂上がりなのに、におう!?
私は、懐かしい赤ちゃんのにおいを吸い込んでは「やっぱり赤ちゃんって良いにおい……」としみじみ思っていました。少しずつ生活リズムも整い始め、私自身もだいぶ余裕を感じられるようになったころでした。
ある日、いつも通り沐浴させてせっけんで洗い、バスタオルに上げて服を着せた後に抱き上げた瞬間、「ん? なんか変なにおいがする……?」と気付いた私。うんちやミルクのにおいではなく、「お風呂上がりなのにそんなはずない」と思いながらも、どこからにおうのか全身をチェックしてみました。
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赤ちゃんから油臭が…!
すると耳の後ろから、赤ちゃんらしからぬ油っぽいようなにおいがしていたのです。おしり拭きでそっと拭いたら少しはマシになりましたが、あまりのギャップにびっくりしました。
上の子のときには感じなかったので、男の子だからなのかそれとも個人差なのか……とにかく「赤ちゃんによってこんなに違うんだなぁ」と感心してしまいました。かわいらしい見た目とのギャップもあって、最初は驚いたものの、いつの間にかそのにおいに慣れてきてしまい、正直ちょっとクセになるくらいにクンクンしていた時期もあります。夫や上の子にも「ちょっと嗅いでみて!」とお願いしたのですが、あまり相手にされませんでした。