
京都や奈良の主な観光地はインバウンドで大混雑。そこで、ここなら空いているだろうと、奈良は南都七寺のひとつ「大安寺」、京都は南山城「浄瑠璃寺」「岩船寺」へ行って来ました。
JR特急「まほろば」、空いてる!
奈良へは、新大阪駅から特急「まほろば」で。

ポカポカお出かけ日和の日曜なのに、ガッラガラです。
JR「奈良」駅前も、ガッラガラ。駅のトイレも空いています。助かる~。
ちなみに、近鉄「奈良」駅は、徒歩圏に奈良公園や東大寺があるので、駅前は観光客でカオスとなっています。
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仏教の東京大学?! 大安寺
大安寺は、東大寺、法隆寺、薬師寺などを含む南都七大寺の一つ。

ボランティアガイドさんによると「奈良時代は国家筆頭寺院で、仏教の大学でした。東京大学みたいなもんです。ここで空海さんや最澄さんも学びました」、とのことでかなりスゴイのです。天平時代の一木造の仏様が伝わり、お堂や宝物殿で間近に拝むことができます。

にしては、ガッラガラです。駅から歩いて20分ほどかかるからでしょうか。
大安寺は癌封じ、病気平癒の寺としても知られており、絵馬は新幹線のお医者さん「ドクターイエロー」。そして、ダルマのおみくじにちなんでダルマさん。


この日は、運よく月に1度の護摩祈願の日でした。
誰でも参加できるというので、護摩堂の特等席に。
護摩を焚く炎が天井に燃え移らないか、ろうそくの火が僧侶の衣を焦がさないか心配しつつ、「依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖」。太鼓のリズムに合わせて般若心経を一心不乱に唱和。
なんだかとても気持ちよくなってきた! 第九を合唱している時のような、快感! 恍惚感!

般若心経は、力強くてカッコいい。
で、般若心経などが書かれた「大安寺勤行次第」を購入(日本酒は駅ビルの地酒屋で)。
