Pavel Ševela / Wikipedia Commons

アメリカ・フロリダ州ネープルズで、全長約2.87m、体重約23.6kgのアルビノ・ボアコンストリクターが民家の庭で発見されました。 

【動画】庭にいた巨大ヘビ

The Independent」をはじめとする複数のメディアが報じています。  

庭で発見された巨大ヘビ

ヘビを発見した住民は、すぐにプロのスネークハンターであるレット&テイラー・スタンベリー夫妻に連絡しました。   

「巨大なヘビがいる」との通報を受け、夫妻は現場に急行。

茂みの中には、ずっしりと太ったアルビノ・ボアコンストリクターが潜んでいました。

ボアコンストリクターは南アメリカの熱帯に生息する大型のヘビです。

今回発見された個体は色素異常によるアルビノ種でした。

主にネズミ、コウモリ、トカゲ、両生類を捕食し、体長は平均で2~3m、大きいものでは5m近くまで成長します。 

夫妻は、「これは今まで見た中で最も太ったボアコンストリクターだ」と話しています。  

撮影された動画では、ヘビが威嚇し、飛びかかる様子も捉えられています。  

「このボアは野生のビルマニシキヘビ並みに攻撃的だった。どれだけの時間ここでウサギや猫を食べていたのか分からない」と語るレットさん。

夫妻が捕獲後に計測したところ、体長は約2.87m、体重は約23.6kgと判明しました。  

夫妻によると、このボアコンストリクターは元々ペットとして飼われていたものの、大きくなりすぎたために放たれた可能性が高いとのことです。   

現在、このヘビはスタンベリー夫妻の施設で保護されており、フロリダ州野生生物保護委員会(FWC)の管理のもとに適切に飼育されています。

この出来事にSNS上では、「美しいヘビだ。ほしいくらい」「良い飼い主が見つかるといいで。きっとダイエットできるよ」といったコメントが寄せられました。