最悪の場合は失明も…50代以降に増える『目の病気』に注意!見逃すと危険な3つの症状

50代以降に増える目の病気は、大きく分けて3つあります。「緑内障」「白内障」が有名ですが、もう一つは「加齢黄斑変性」で、最悪の場合は失明することも! 3つの病気の症状と対策を詳しく解説。心当たりがある場合は、早めに病院で診てもらいましょう。

3つの症状をチェックして、もしやと思ったら病院へ

50代からの女性が気を付けたい目の病気の代表が、「緑内障」(りょくないしょう)、「白内障」(はくないしょう)、「加齢黄斑変性」(かれいおうはんへんせい)。病気による見えづらさから目の疲れを自覚するようになります。

それぞれの症状を解説しますので、サインを見逃さず、もしやと思ったら放置しないで早めに受診しましょう。

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緑内障の症状と対策

緑内障は、視野が徐々に欠けていく病気です。

症状

視神経に障害が起こり、視野が狭くなります。徐々に視野が欠けてくるため自覚しづらく、気付いたときには病状がかなり進んでいたということも。治療が遅れると失明する危険もあります。

対策

自覚症状があまりないので、定期的な検査が重要。「特に緑内障になった肉親がいる、もともと近視が強いといった方は、毎年の検査をおすすめします」と梶田さん。

欠けてしまった視野を元に戻すことはできないので、早めに見つけて進行を防ぐことが肝心。治療では、眼圧が高い人は点眼薬で下げたり、場合によってはレーザー治療や手術を行ったりします。

緑内障になると、何年もかけて視野が徐々に欠けていきます。初期段階では上のイラストのような見え方。放置していると、欠けた部分がさらに広がっていきます。