適応障害になり、逃げるように退職

次第に、出勤前から動悸がし、夜も眠れなくなりました。食事も喉を通らず、体調はどんどん悪化。心療内科で「適応障害」と診断されました。休職という選択肢もあったのかもしれませんが、私はもうその環境に耐えられず、1年もたたずに逃げるように退職しました。友人の結婚式に行っても、華やかな表舞台の裏を思い出し、素直に楽しめなくなってしまいました。ただ、退職したおかげで体調は順調に回復しました。その後の社会復帰も1年ほどで早くできました。

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まとめ

憧れだった業界が、自分にとってはつらい場所になってしまいました。夢見た世界と現実のギャップを知ることで、好きだったものが楽しめなくなることもあるのだと実感しました。でも、これは「自分に合わなかっただけ」であり、ブライダル業界そのものが悪いわけではありません。あのときはつらかったけれど、今振り返ると「自分に向いている環境を探すことの大切さ」を学んだ経験でもありました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/町田奈穂先生
臨床心理士、公認心理士。同志社大学大学院在学時より睡眠障害や発達障害に苦しむ人々への支援や研究活動をおこなう。修了後は学校やクリニックを経て、大阪カウンセリングセンターBellflowerを設立。現在は、臨床・研究活動に加え、インクルーシブな職場づくりをサポートする人事コンサルタントとして活動している。

著者:高瀬 玲奈/20代女性・会社員。アパレル業界で働く社会人5年目。ファッションが大好きで、休日はカフェ巡りやショッピングを楽しむ。職場の人間関係やキャリアについて悩みながらも、日々奮闘中。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年2月)

著者/ウーマンカレンダー編集室
40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!