アラフィフ主婦のへそさんによる、更年期の手指のこわばりについての体験を描いたマンガ。
へそさんは更年期になってから朝起きたときに、右手の指がうっすらしびれていたことがあったそう。さらに、日に日に指が曲げにくくなってきて、整形外科を受診することにしました。
「みんな関節リウマチを心配してやってくる」
整形外科を受診し、検査や治療について医師に聞いてみたへそさん。すると攻撃的な治療の時代だと言われ……!?
こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。
私は更年期になってから起き抜けに右手にしびれを感じるようになりました。それがだんだんとばね指※になり、指の関節を曲げにくくなってしまっていました。
※ばね指とは、指に発症する腱鞘炎の一種。腱鞘炎になると指の付け根に痛み、腫れなどが生じます。さらに進行すると、引っ掛かりが生じ、ばね現象(ばね指)が起こります。
ついに自力で指を曲げることができなくなり、夫に勧められて整形外科を受診しました。
ネットで検索したところ関節リウマチ※かもしれないと思い、それを先生に話すと関節リウマチを心配して受診する人は少なくないそうです。
※関節リウマチとは、関節内の滑膜に抗原抗体反応(体にとって異物となるもの[抗原]が体内に入ってきたとき、それに対抗する抗体を作って、抗原を排除しようとする反応)が起こることによって、関節内に慢性の炎症が生じます。指関節だけの病気ではなく、全身に起こりうる疾患です。
現状では関節リウマチとは断定できず、へバーデン結節※という関節が変形する原因不明の疾患の可能性もあるようでした。なので血液検査をすることに。
※へバーデン結節とは、指の第1関節の軟骨が摩耗することで、関節の変形、腫れ、屈曲などを起こす病気。すべての指について起こる可能性があり、指の変形性関節症に分類されます。赤く腫れたり、痛みを伴ったりします。また、動かしにくくなり、関節が変形することもあります。
早期治療が有効か聞いてみると、今や攻撃的な治療の時代で早期に治療することは大切とのことでした。
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へそさんが受診した病院の先生いわく、攻撃的な治療の時代とのことで、早期治療が大切なんだそう。何事も早めに対処することが大事なんですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
著者/へそ
50代。バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。悩みは眉間のシワ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。