アラフィフ主婦のへそさんによる、更年期の手指のこわばりについての体験を描いたマンガ。
へそさんは更年期になってから朝起きたときに、右手の指がうっすらしびれるようになり、日に日に指が曲げにくくなって整形外科を受診しました。そこで、右手の関節リウマチの検査のために採血をすることになりました。
ドキドキしながら結果報告を待っていると…
採血の際、看護師さんの無愛想な感じが気になったへそさん。採血の準備が終わったら、「師長、合ってますか?」と確認。師長からOKが出るとホッとしたのか、すてきな笑顔で採血をしてくれました。無愛想な感じは緊張によるものだったようでした。
そして翌週、血液検査の結果を聞きに行くと……。
こんにちは。アラフィフ主婦のへそと申します。
更年期になってからというもの、朝起きたときに右手にしびれや指の曲げにくさなど不調を感じるようになりました。ただ、どれもしばらくすれば治まるので、病院には行かなくてもいいと思っていました。
しかし、ある日指が曲がらなくなってしまい、ネットで調べてみると関節リウマチ※かもしれないとの情報がありました。夫の勧めもあり、整形外科を受診することにしました。
※関節リウマチとは、関節内の滑膜に抗原抗体反応(体にとって異物となるもの[抗原]が体内に入ってきたとき、それに対抗する抗体を作って、抗原を排除しようとする反応)が起こることによって、関節内に慢性の炎症が生じます。指関節だけの病気ではなく、全身に起こりうる疾患です。
整形外科ではX線検査をしてもらい、骨に異常はないとのことでした。関節リウマチ以外の病気の可能性もあるとのことで、血液検査をしてもらうことに。
血液検査の結果、関節リウマチは陰性でした! 父方の祖母がリウマチを患っていたこともあり、少し不安だったので陰性と聞いてひと安心しました。
抗CCP抗体というたんぱく質に対する自己抗体は、リウマチ患者の多くで陽性となる指標ですが、それも陰性でした。その他、炎症や感染症を調べるCRP定量やリウマチ因子を調べるRF定量などにも異常は見つかりませんでした。
夫にも関節リウマチではなかったことを報告し、帰宅。しかし、関節リウマチ以外の病気については何も言われず、じゃあこれから指の不調についてはどう対応するのか疑問にと思いました。
でも1番心配だった関節リウマチではなかったとのことで、ひと安心しました。
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検査の結果、関節リウマチではなかったへそさん。大きな病気じゃなくてよかった、とホッとするとつい他のことを聞き忘れてしまうことってありますよね。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/中村光伸先生(光伸メディカルクリニック院長)
整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』『ひざたたき 世界一かんたんな健康法』(アスコム)。
著者/へそ
50代。バツイチ再婚同士の夫と2人暮らし。悩みは眉間のシワ。ブログ「おそがいチャンネル」にて日々の気付きを絵日記にしてつづっている。