いつまでも輝く女性に ranune

多様化する「ホームレス状態」。背景にあるのは「生育格差」

[2]「どんな社会ならみんなが楽しく生きられるか」と前向きに話し合ってみる

ホームレス問題について考えようとすると、難しさや堅苦しさを感じてしまう場合は、周りの人に、「どんな社会ならみんなが楽しく生きられる?」「自分らしく生きるために必要なものは?」というポジティブな問いを投げかけ、アイデアを出し合ってみる

[3]たとえわずかでも、できることをやってみる

ホームレス問題に関心を持った人は、今後も情報にアンテナを張り、周りにもシェアしてみる。そして「力になりたい」と思ったときは、支援団体への寄付を検討してみるのも一つの方法

これまで、あらゆる社会課題に取り組む有識者の方から、「シェルター」という言葉を耳にしてきました。今回、属性で区切らず多様な層を受け入れる、インクルーシブシェルター「アンドベース」の活動を知り、取材を申し込みました。

家を失っている状態の人、シェルターを必要とする人の背景には、雇用や生育環境、虐待やDV、貧困など、さまざまな社会課題が存在していることが分かりました。必要な人に、安心して寝泊まりできる場所が提供され、自分らしい生き方を想像できる時間とサポートを得られる環境づくりが広がればと思います。

撮影:西木義和

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