煌々と光るコンビニの明かり。もとい、そこはコンビニでありそばも食べられる角打ち『みさわ』。
駄菓子も蕎麦もアテになる、大人を気分良く酔わす酒場だ。
誰もが驚く神泉の名スポット
『みさわ』の歴史は100年近く前に遡る。元は現店主・三澤一寿さんの祖父が『三澤酒店』として開業。
2000年にコンビニを始め、2017年に立ち食い蕎麦に関心をもっていた一寿さんが「丸山製麺」と出合ったことを機に、麺類や食事も出す角打ちに。
イケメンな息子の壽生さん(右)と、母の典子さん(中央)、昼過ぎには酔っている一寿さん(左)の親子3代。
選択肢豊富なお酒とおつまみを選んで角打ち
コンビニの形態も残し、店内には缶詰や乾き物、チーズに菓子、各種酒、ソフトドリンクなどが並ぶ。
缶詰は懐かしのホテイ「やきとり」から、ちょっと高級なものまで並ぶ。
焼酎はレジにて氷入りのグラスに1ショット¥150で提供。「缶つま ほたて」¥671、「なとり ソースかつ」¥130。
そばはリーズナブルながら、出汁がきいていて旨い!
さらに典子さんが漬ける漬物に手作り総菜、そばにうどん、牛丼まで用意。
それらを客が好みにカスタマイズできるのが醍醐味だ。
そばに好きな揚げ物や、中には缶詰を合わせる人も。とろろや大根おろしなどトッピングは6種。
ほかにも酒のアテになる小鉢の総菜などが充実
例えば「お〜いお茶 MACHA SHOT」で焼酎を割ったり、カレーに牛丼のあたまをかけたりも可能。
販売商品はその場でキャッシュオン。安心できる居心地の良さまである。
結果、どうなるかといえば、閉店を伝える「蛍の光」が繰り返し流れても客は帰らない。
曲が切られたときの静寂が、本当の退店の合図なのだ。
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