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【白洲 迅さんインタビュー】「刺激的過ぎてやめられません(笑)!」

【白洲 迅さんインタビュー】「刺激的過ぎてやめられません(笑)!」

俳優という仕事と出合い、人として成長できたんじゃないかな

他薦でジュノンボーイコンテストに参加して芸能界への道が開き、舞台でデビュー。その後、俳優として頭角を現した白洲さん。

「もともと、人前に出るなんて! という性格で、俳優としてやっていくなんて微塵も思っていないところから始まり、デビューすることになって、今はこんな風にしゃべってますけど(笑)、最初の頃はインタビューでも緊張してしまって。言葉も出てこなくて、『……』という感じでした。俳優という仕事と出合えてよかった、人として成長できたんじゃないかなと思います」

演じることそのものも、「今はすごく楽しい」と言います。

「でもひとことで‟楽しい”と言えるものでは正直なくて。なんだろう……ずっと、何か足りないんですよね。自分の至らなさを感じるというか、満足できないからこそ続けているところがあります。さまざまな人との出会いや、舞台上で温かい声援を受けるキラキラとした瞬間や、スポットライトが当たるような光の部分がある一方で、役に入れば、物語の登場人物というのは何かを背負っていますから、苦しいほうに敢えて自ら行く必要があったりもします。俳優という仕事のそうした落差にハマっているというか、取りつかれていますね。刺激的過ぎてやめられない(笑)」

同時に3本の連続ドラマに出演するという状況が、現在の活躍ぶりを物語っています。

「デビュー当時のことを思うと、こんなことができるようになるんだ!って。それはちょっと自分の成長なんじゃないかなって思う……ようにしています(笑)。今後の、俳優としての理想形? それはまだまだ考えられません。ここまで来たら大丈夫、そう思える日が果たして来るのか? もちろん安心はしたいですが、安心したら終わりだとも思います。こうすれば正解、というのは見つからないだろうと思います。ただ、そういう状況を楽しんだり、自分の心の置きどころやご機嫌の取り方は上手くなってきている気がします。それが大人になるってことかも? と、ポジティブに捉えようと思っているんですよね」

PROFILE
白洲 迅(しらす・じん)
1992年生まれ、東京都出身。2011年俳優デビュー。最近の主な出演作は『刑事7人』シリーズ、『リコカツ』『君が心をくれたから』『恋は闇』などのドラマ、『向田理髪店』などの映画、「シラノ・ド・ベルジュラック」「ハムレット」等の舞台に出演。現在、テレビ朝日オシドラサタデー『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系にて毎週土曜23:00~)、Leminoオリジナルドラマ『今日もふたり、スキップで』(Lemino独占配信中)、ABCテレビ『すべての恋が終わるとしても』(ABCテレビ・テレビ朝日系にて毎週日曜22:15~)に出演中。

ニットカーディガン¥74,300、シャツ¥25,300、パンツ¥30,800/すべててLAD MUSICIAN(LAD MUSICIAN HARAJUKU)、ベルト/スタイリスト私物
撮影/白井裕介 スタイリング/森宗大輔 ヘアメイク/茂手山貴子 取材・文/浅見祥子

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