1987年に誕生した「プルミエール」は、香水「シャネル N°5」のボトルストッパーと同じ八角形のケース、ブラックラッカー仕上げのダイヤル、ブラックレザーが編み込まれたゴールドのチェーンブレスレットなど、メゾンのアイコンが随所に散りばめられたジュエリーウォッチ。
新作「プルミエール ガロン」は、「シャネル」のファッションでおなじみのシグネチャーのひとつであるブレード（縁取り）を再解釈。ツイストしたブレードを、18Kイエローゴールドのバングルに仕立てたデザインが特徴だ。
ガブリエル シャネルは、自身が着用していたスーツに編み込みのトリムをあしらうことでエッジを際立たせ、ポケットや袖口を装飾した独自のスタイルを確立。
スーツと同色であしらったり、時には色のコントラストでグラフィカルな効果を演出したり。ニットや織布、ツイストのデザインなど、多様な素材と技術でブレードを彩ってきた。
シャネルのスーツに様々なブレードが存在するように、「プルミエール ガロン」もまた、シンプルなデザインのタイプと、ダイヤモンドがあしらわれたタイプ2種を含む3種類を展開。ブレスレットと重ね付けした小松菜奈のコーディネートも、ぜひ参考にしてほしい。
photo: Momo Angela
text: Tomoe Tamura
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