いつまでも輝く女性に ranune
自宅の風呂場で「赤ちゃんが生まれた」ことも…歌舞伎町で生き抜いた女性の壮絶半生。家出、闇金、1000万円の借金まで

自宅の風呂場で「赤ちゃんが生まれた」ことも…歌舞伎町で生き抜いた女性の壮絶半生。家出、闇金、1000万円の借金まで

歌舞伎町で知らない人はいないと言っても過言ではない「ホス狂いあおい」ちゃん。ホス狂いを自認し、ホストを紹介するYouTubeやTikTokが大バズり。いつもニコニコしている彼女からは想像もつかないが……。

ホス狂いあおい
ホス狂いあおいちゃん
「なんで私だけがこんな生活をしているんだろう? って疑問に思っていました」

物心ついた頃には両親が離婚、暴力、ネグレクト、家出など、その半生は壮絶なものだった……!(記事は全2回の2回目)

◆「俺のところに来い」“東京在住の23歳の男”を頼って家出

あおいちゃんが17歳の頃、幼少期から人生に悩み続ける彼女にとって、唯一の救いはインターネットだった。自身の吐露した悩みを真剣に聞いてくれていた“東京都在住の23歳の男性”に想いを寄せて、大掛かりな家出を決行した。

「彼が『東京に出てきなよ!俺のところに来たらいい』と言ってくれたので、全てを捨ててボストンバッグひとつで夜行バスに乗り込みました」

当時はまだガラケーで、居場所を特定されないために「電池パックを抜いた」というから用意周到だ。

「連れ戻されないために、かなり注意していました。横浜に着いて彼に連絡したら『え、本当にきたの?』って言われてしまって……」

彼は23歳ではなく、なんと、まだ高校生だった。当然、実家で暮らす彼を頼れるわけがない。頼る人も行くあてもないあおいちゃんは、“神待ち掲示板”を使って、家に泊めてくれる男性を探した。

◆神待ち掲示板で出会った男性と同棲、「結婚する」と宣言したが…


ホス狂いあおい
「そこで出会った人と結婚直前までいきました。26歳でバツイチ、一軒家で車もあって。少し変わっている人だったけど、ご飯を作って掃除をしていれば喜んでくれたし、自由にバイトもできて、精神的にも金銭的にも安定していました」

疎遠だった実母にも「結婚する」と伝えていたほど。しかし、あおいちゃんにとって気掛かりだったのが、家の中には絶対開けてはいけない“開かずの間”があることだった。

「その1室が気になりつつも、入ったりはしませんでした。それが、ある時、すごく大きな荷物が届いて、どうしても気になって、彼が仕事中、入っちゃったんです。そしたら……。等身大のアニメキャラの人形がたくさんありました。

彼は政治的な思想があったり、前から少し変わっているとは思っていたんですが、理解できないところがどんどん出てきました」

その後、犬を飼うことを提案され「ペットを飼う=家に縛り付けられるのかも」と恐怖を感じた彼女は、実母を頼ることにした。


配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ