
「絆創膏を貼るだけ整体」は1か所貼るだけで、さまざまな不調を改善する効果が期待できます。
ひとりでも貼りやすく、大人世代のセルフケアにおすすめの絆創膏ポイントをセレクトしました。
教えてくれたのは……
理学療法士
山内義弘さん
山梨県のAKA-博田法専門病院で研鑽を積み、山内流メソッドを確立。セラピスト向けセミナー、講演、動画配信など多方面で活躍中。YouTubeチャンネル『腰痛・肩こり駆け込み寺』の登録者数は124万人。著書に『体の不調をすべて解決する絆創膏を貼るだけ整体』(KADOKAWA)など。
挑戦してくれたのは……

ミモザ会員No.297
中川直美さん
「左肩に痛みがあり、ずっと鍼治療に通っています。また、包丁を使う仕事で腕や手指を酷使するので、自分でケアできたらいいな」
ミモザ会員No.266
小林真由さん
「重い荷物を持って移動することが多いので、肩や首のこりが気になります。山内先生のYouTubeを見ていたので楽しみです!」
上半身を外に開いて不調を解消!
「薬指」
こんな人におすすめ
☑︎ 肩や首がこっている
☑︎ 自律神経を整えたい
☑︎ 眠りが浅い、寝付けない
貼り方
手のひらを自分の方に向けます。
絆創膏を横に持ち、端を薬指の先端の腹に合わせて貼ります。
ここを起点として、外向きに巻いていきます。
首・肩の両側がこっているときは両手の薬指に貼ってください。
〔セルフチェック〕これできる?
手のひらを上に向けて両肘を曲げ、そのまま外側に開きます。肘は体からできるだけ離れないようにして、ラクに開く範囲をチェック。
絆創膏で薬指のセンサーを再起動させたところ、可動域がアップ。
特に左側は体の真横まで開くようになりました。
なぜ効く?
肩や首のこりを抱える人の多くは「巻き肩」。パソコンやスマホの長時間使用で、前腕や上腕が内側にひねられてしまうのが主な原因です。
そこで腕の骨(尺骨)からのびる薬指のセンサーにアプローチ。
外向きに貼ることで過度な内ひねり状態を防ぎ、巻き肩を解消。上半身の血流がよくなり、自律神経のバランスも整います。


