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「けやき坂46時代は未来が見えなかった」齊藤京子(28)が明かす“悔しくて泣き続けた日”と新たな夢のかたち

「けやき坂46時代は未来が見えなかった」齊藤京子(28)が明かす“悔しくて泣き続けた日”と新たな夢のかたち

◆「こんなに涙って出るの?」というくらい泣いた過去

LOVE SONG
(C) 2025『(LOVE SONG)』製作委員会
——個人として壁にぶつかった時期は。

齊藤
:今でもありますが、1度、目標がどうしても叶わなくて本当に悔しかったことがありました。それまでは夢に向かって頑張ることで叶うことが多かっただけに、そのときはなかなか立ち直れなかったです。

——どう頑張っても、もう実現できないことなのでしょうか。

齊藤
:はい。悔しくて悔しくて、「こんなに涙って出るの?」というくらい泣いて、いま思い返しても悔しいです。でも、そうしたことがあってこその今だとも思うんです。そのときの悔しさなんてちっぽけで、大したことなかったんだと思えるくらい活躍できる未来になるよう頑張っています。

——現在、大活躍されています。その未来へと進めていると実感しますか?

齊藤
:いまお話しさせていただくまで、その当時のことを忘れていたので、頑張って前に進めているんじゃないかと思います。

◆アイドルの前に憧れていたのは俳優だった

LOVE SONG
(C) 2025『(LOVE SONG)』製作委員会
——このところ特に役者さんとしてのお仕事が好調です。本格的に芝居の仕事をされるようになってみての変化はありますか?

齊藤
:はじめは戸惑うことも多かったのですが、経験を重ねていくうちに、ちょっとずつお芝居や現場、俳優業の日々に慣れてきて、最近はお芝居することがとても楽しいです。以前より監督ともいろいろお話をするようになりましたし、役についてもより深く考えられるようになりました。そういったことも含めて楽しめているのが変化かな。

——お芝居自体は、子どもの頃からやりたいと思っていましたか?

齊藤
:最初に憧れた芸能界のお仕事は俳優でした。小学校6年生ぐらいのときに漠然と思っていましたが、中学1年のときにAKB48の大島優子さんに夢中になって、アイドルという職業に興味が湧きました。そこから歌が歌いたくなって、歌手やアイドルのオーディションを受けていたところ、合格をいただけたのが「ひらがなけやき」だったんです。


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