「けやき坂46時代は未来が見えなかった」齊藤京子（28）が明かす“悔しくて泣き続けた日”と新たな夢のかたち

◆憧れは長澤まさみさん。いつの日か共演を

——では芝居の仕事は夢の原点？

齊藤：本当に漠然と憧れていただけで、俳優になっている自分を想像したことはありませんでした。小学生の頃から長澤まさみさんがすごく好きで、『ドラゴン桜』や『プロポーズ大作戦』を見て、「すごいな、ドラマとか出てみたいな」と思っていました。

——現在、長澤さんは事務所の先輩です。お話は？

齊藤：一度、ご挨拶だけさせていただいて、あまりの嬉しさに涙が出そうになりました。

——これから共演する機会があるかもしれません。

齊藤：もしそんなことがあったら、お芝居をする前に泣いてしまいそうですが、いつか実現できるように頑張りたいです。

＜取材・文・撮影／望月ふみ　ヘアメイク／栢木真弓　スタイリスト／川﨑加織＞

【望月ふみ】
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X（旧Twitter）：@mochi_fumi