◆かつてはブームの牽引役
そして、そんな「一生物ダウンブーム」の牽引役だったのがカナダグース。猫も杓子も着ている印象で山手線に乗れば、カナダグースマークがついた服を着ている人を必ず見かけたものでした。カナダグース自体はもちろん品質もプロスペックですし、フォルムも洗練されていますが……いかんせんあまりにもわかりやすいロゴデザインがどうしても「一昔前に流行ったよね」感が出てしまいます。オワコンとまでいうと大袈裟かもしれませんが、少なくとも「カナダグースのロゴを見ておしゃれ!」と思う時代は終わったでしょう。
・【FW25新作】ウェストポート フリース ジャケット 10万7800円

◆▼ポーターの「タンカー ボディバッグ」

MA-1ライクなナイロンツイルとレスキューオレンジの裏地など、洒落のきいたデザインや配色もいいし、一針入魂を謳う国内有数の縫製クオリティで仕上げているのも特徴。何年使っても型崩れしにくく、また実用性に富んだデザインから愛用している方も多いのではないでしょうか。
しかし、いくらクオリティが高いとはいえ、90年代から現代に至るまであまりにもはやりすぎました……。当時はストリート最前線の方々が持つ印象もありましたが、今ではイオンモールでも地方のおじさんでも誰でも持っている印象。

