壁紙掃除の流れ
壁紙掃除は、以下の流れで行うとスムーズです。
- ・ステップ1.壁紙の種類や汚れの原因を確認する
- ・ステップ2.掃除箇所周辺を整理する
- ・ステップ3.換気を行う
- ・ステップ4.壁紙掃除を行う
- ・ステップ5.時間をおいて掃除箇所をチェックする
それぞれのステップをくわしく解説します。
ステップ1.壁紙の種類や汚れの原因を確認する
まず、掃除する壁紙の種類と汚れの原因を確認しましょう。
壁紙に使われている素材や汚れの原因によって、適切な掃除方法は異なります。
特に水を使用できるかどうかは、重要なチェックポイントです。
「汚れが落ちない」「壁紙を傷つけてしまった」ということがないよう、十分に確認しましょう。
ステップ2.掃除箇所周辺を整理する
壁紙掃除を始める前には、掃除する場所の周辺を片づけましょう。
掃除しやすいスペースを確保するとともに、家具類に汚れを移さないためにも大切なステップです。
移動が難しい家具や家電がある場合には、ビニールシートなどで保護するとよいでしょう。
ステップ3.換気を行う
壁紙掃除の前には、必ず窓を開けて換気を行いましょう。
特にカビ取り剤や洗剤を使用する場合は、化学成分が充満しないよう注意します。
壁紙掃除では、空気中に汚れが飛散することもあるため、掃除前後の換気を徹底しましょう。
ステップ4.壁紙掃除を行う
換気した後は、汚れの種類に応じた方法で壁紙を掃除します。
ホコリはハンディーモップで取り除き、油汚れやヤニは重曹水やセスキ炭酸ソーダを使って拭き取ります。
カビの場合は、アルコール除菌スプレーやカビ取り剤を使用しましょう。
ステップ5.時間をおいて掃除箇所をチェックする
掃除が終わったら、しばらく時間をおいて壁紙の状態を確認しましょう。
洗剤や水分が残っているとカビの原因になるため、完全に乾いているかチェックします。
残った汚れが気になり、再度掃除する場合には、壁紙がしっかり乾いてから行うとよいでしょう。
【壁紙掃除の手間を減らす】汚れを防ぐポイント5つ
壁紙の汚れを減らすポイントは、以下の5つです。
- ・ポイント1.汚れに強い壁紙を選ぶ
- ・ポイント2.こまめに換気する
- ・ポイント3.家具類を壁から少し離す
- ・ポイント4.表面をこまめに拭く
- ・ポイント5.直射日光を避ける
それぞれくわしく見ていきましょう。
ポイント1.汚れに強い壁紙を選ぶ
壁紙の種類には、保護フィルムが貼られたものや、撥水加工が施されているものがあります。
これらは汚れがつきにくいため、おすすめです。
表面が汚れた場合でも、軽く拭くだけで簡単に汚れを落とせます。
特に、汚れがつきやすい箇所の壁紙に取り入れてみるとよいでしょう。
ポイント2.こまめに換気する
こまめな換気も重要です。
キッチンや浴室付近の壁紙については、窓を開けたり換気扇を回したりして、湿気によるカビを防ぎましょう。
タバコを吸う場所では空気清浄機を使用することで、壁紙へのヤニの付着を軽減できます。
意識して換気を行い、壁紙が汚れるのを防ぎましょう。
ポイント3.家具類を壁から少し離す
壁紙の汚れを防ぐには、家具・家電と壁の間に少し隙間を設けることもおすすめです。
家具や家電が壁についた状態の場合、静電気によってホコリがつきやすくなります。
壁から少し離すことで結露やカビ、壁紙の変色を防げるでしょう。
ポイント4.表面をこまめに拭く
日常的に壁紙の表面を拭くことも、しつこい汚れを防ぐ方法の1つです。
特に調理後、壁紙に油汚れが残っているとホコリがつき、湿気やカビの原因となります。
表面をこまめに拭くことで壁紙の劣化を防げるだけでなく、清潔な環境も維持できるでしょう。
ポイント5.直射日光を避ける
壁紙は一度日焼けすると、掃除で元の状態に戻すのは困難です。
そのため、普段から直射日光を避けることが求められます。
特に、窓際の壁紙は日焼けによって劣化しやすいため、カーテンやブラインドを活用して直射日光を避けるとよいでしょう。
