歴史的空間で味わう、四季折々の味わい
自然の中で地元の新鮮な食材を使った食事を味わうことも、心身を満たすリトリート体験のひとつ。敷地内にたたずむ歴史的にも貴重な元名門旅館、「俵石閣」を改装した料亭「俵石(ひょうせき)」で本格懐石をいただいた。前菜には満月に見立てた帆立の黄身焼き、煮物椀では松茸(まつたけ)と鱧(はも)の饗宴など旬の食材で、彩りや盛り付けでも季節を感じられる逸品を満喫。



自分だけのリトリートを探して
静かでいつもより長い、「おこもりステイ」の夜。ヴィラの暖炉に薪を焚(く)べ、炎のゆらぎ(特別なリズム―「1/fゆらぎ」)に心地よさを感じるもよし。ゆったりとソファーに身を預け、冷蔵庫のフリードリンクやワインセラー(有料)の一杯をお供に大切な人と語らうのもよし。鈴虫の音色に導かれ、夜道を散歩して「cafe & lounge」のひきたてコーヒーやフリースペース「free bird & terrace」で湯上がりのアイスキャンディーを手に取るのもよし。 思い思いの過ごし方で心身をリフレッシュできるぜいたくな時間がゆっくり流れていた。


「free bird & terrace」では時間帯によって焼きマシュマロなども提供される。ヴィラの暖炉は初めてでも簡単に使うことができる
