村野氏が考える資産形成の方程式をさらに発展させる“次元”の概念を本書から抽出してみる。
(本記事は、『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』より一部抜粋、再編集したものです)

◆資産形成の方程式を発展させる“次元”の概念
資産を作るための方程式として、私は次の数式を大事にしています。Z=a(X−Y)+b
Zは「資産」、Xは「収入」、Yは「支出」。aは「時間」でbは「貯蓄」です。
大事なのは「収入−支出」がプラスであることで、サラリーマンであるならば出世して給与を増やせばXである収入が増えます。給与の多い人ほど有利になります。そして、さらにaの「時間」で長い時間をかけることが資産形成の方程式で大事な点です。
高齢者が資産をたくさん持っているのもaの「時間」があったからこそです。一般に時間は誰にとっても平等で、1日は24時間ですし、1年は365日です。SF作品のように、時間を早めたり止めたりすることはできません。
しかし、本当にaの「時間」は増やせないものなのでしょうか?
◆「次元」を増やす時間
みなさんは1次元、2次元、3次元というのを聞いたことがあるでしょうか? 2次元アイドル、3次元アバターなどで言われるあの「次元」です。この次元が1から2に「増えていく」には何が必要だと思いますか?正解は時間です。1次元は点が一方向へ動くこと、つまり時間をかけることで「線」になります。2次元は1次元の線が2方向へ動くことで「面」になります。3次元は線が3方向へ動き「立体」になります。そして、4次元ではその立体、つまり質量があるものが動くことで他者への影響を与える状況、つまり我々が今生きている世界になります。
ではこの4次元を同様にある方向へ動かした5次元とはどのようなものでしょう? 私はこの生活している世界とは並行して存在する概念、つまり5次元とはパラレルワールドなのだと考えています。そして、このパラレルワールドの考え方を活用すれば、文字通り「次元が違う」レベルで資産が増えていくのです。
もはや頭のおかしな人のような発言になってきましたが、実はみなさんの身近でもパラレルワールドの収入増は普通に起きています。例えば「ダブルインカム」です。パートナーがいるのであれば共働きで働いてもらうこと。パートで週数回働くことで月数万円の収入になります。パートナーが正社員として働いてくれれば、単純計算で世帯収入は倍になるわけです。
案外、「なかなか収入が増えなくて生活が大変」と仰る方は聞いてみると「奥さんは専業主婦」だったりします。お子さんがまだ小さいならば手もかかるので理解もできますが、昨今では保育園の待機児童問題も少しずつ解消していて、小学校の学童保育なども充実してきています。奥さんに働いてもらうのが手っ取り早く収入を増やす方法でもあるのです。

