◆自分が動かない時間に稼ぎ出す「仕組み」

例えば、1分で1個作る作業があったとします。1人で作ったら1時間で60個作れますが、それを20分かけて誰かに教えて、その誰かと残りの40分で作れば80個作れるのです。つまり、
Z=a(X−Y)+b
これを、
Z=a(X1+X2+X3+X4……−Y)+b
にできれば、資産形成はより容易になります。仮に時間が10年しかなくても、同じ時間を10本走らせれば1年が10年分に化けるので、100年あることと同じになります。
そして、自分自身が保有しているXの種である資本は、身体や金融資産に限った話ではありません。銀行からお金を借りることができる「与信」や、社会的資本である「人脈」なども、自分が活用できる資本です。資本を遊ばせずに稼ぐ仕組みを作ること。それを忘れないようにしたいものです。<構成/上野 智(まてい社)>
【村野博基】
1976年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、大手通信会社に勤務。社会人になると同時期に投資に目覚め、外国債・新規上場株式など金融投資を始める。その投資の担保として不動産に着目し、やがて不動産が投資商品として有効であることに気づき、以後、積極的に不動産投資を始める。東京23区のワンルーム中古市場で不動産投資を展開し、2019年に20年間勤めた会社をアーリーリタイア。現在、自身の所有する会社を経営しつつ、東京23区のうち19区に計38戸の物件を所有。さらにマンション管理組合事業など不動産投資に関連して多方面で活躍する。著書に『戦わずして勝つ 不動産投資30の鉄則』(扶桑社)、『43歳で「FIRE」を実現したボクの“無敵"不動産投資法』(アーク出版)

