1951年の創業以来、精緻なテーラリングによるモダンなコートをコレクションの核に据えてきた「マックスマーラ」。1981年の「101801」や1998年の「マニュエラ」2013年の「テディ」など、名作コートを次々と世に送り出し、そのすべてにキャメルカラーを用いてきた。「マックスマーラ」にとって“キャメル”は、単なる色や素材ではなく、ブランドの歴史、哲学、女性像を象徴する永遠のシンボルといえる。黒や白に並ぶ「第三の定番色」として、静けさと力強さを併せ持ち、流行に左右されない普遍の美を体現しているのが“キャメル”だ。



今季のキャンペーン「Time, Tailored.」でも、やはり“キャメル”がフォーカスされている。「マックスマーラ」の本質を“時間”というテーマで再定義したこのキャンペーン。変化の速さが価値とされる現代において、「時間の質」こそ真のラグジュアリーであると提唱する。フォトグラファーのオリバー・ハドリー・パーチが撮影したビジュアルには、パリの街を舞台にキャメルのコートをまとったモデルのエディ・キャンベルが登場。人々の喧騒の中を颯爽(さっそう)と歩む姿が、「速さに合わせることではなく、時間の質を見極めることこそが真の力である」というメッセージを体現している。
ブランドを象徴する“キャメル”をテーマにしたポップアップストア「THE CAMEL, timeless」。会場では、クラフツマンシップに裏打ちされた上質なキャメルのアイテムを展開。限定商品やインスタレーション、さらに特別なギフトも見逃せない。
キャメルカラーは今回の限定色。

ブランドのアイコン、テディベアファブリックを使ったストール。

テディベアファブリックが優しく、暖かく耳を包む。

・この秋はバーガンディにときめく
・コレクションの最前線、そしてその原点へ。「マックスマーラ」が紡ぐラグジュアリー
