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リーズナブルだと感じるサービス提供の裏側には、店や企業の努力が隠されていることが少なくない。そして、「想像以上にギリギリの経営をしているところも多いため、マナーを守って楽しんでほしい」と怒りを滲ませるのは、飯田一義さん(仮名・36歳)。

◆枕やシーツの全面がベットベトに
「ほとんどの人が問題のないレベルで宿泊してくれますが、なかには驚くほど迷惑なお客様もいらっしゃいます。少し過去の話にはなりますが、ベッドメイクのスタッフから連絡が入り部屋へ行くと、枕やシーツの全面がベットベトになっていたことがありました」思わずニオイを嗅いでみたが、無臭。色が透明で、いたるところに使用済みティッシュがボタボタと投げ捨てられていたことから、“行為”のあとではないかとピンときた。そして大量のローション(潤滑油)を使ったのだと、すぐに理解したという。
◆特別にクリーニング代を請求していない
「ゴミ箱を覗き込むと予想通り、ローションの空容器と大量のティッシュ。間違いなくローションだと判明したところで、気持ち悪さが込み上げてきました。ティッシュは予備に置いてあるものまですべて使い切り、片付けもせずチェックアウトするなんて……」無意識にいろいろと想像してしまい吐き気までもよおした飯田さんだったが、我慢してベッドまわりやトイレ、浴槽などをチェックしてまわった。すると、いたるところがローションでベトベトになっている。どうやら朝起きて、いろいろな場所で楽しく過ごしたらしい。
「私が働いているホテルでは、おねしょや生理の血など生理現象が原因での汚れの場合、お客に対して特別にクリーニング代を請求するようなことはしていません。けれどそのときは、枕やシーツの全面に大量のローション。しかも、部屋中のあちこちがベットベトでした」

