販売店間での比較検討、来店時の商談力が他ブランドとの差別化における重要な要素に
本調査では、購入店以外での検討状況についても聴取している。購入店以外で最も検討していた販売店へ来店した割合は56%と過半数の顧客が購入店以外の販売店にも足を運び、車の比較検討をしていることがわかった。また、最も比較検討した販売店での対応について、「商談スペースで車に関する説明を聞いた」が62%であり、購入店のみならず他店でも具体的な商談が行われていることが多く、比較検討時における購入判断に影響を及ぼしていることがわかる。
中古車市場はEC化の拡大の余地がありつつも、依然として店舗に来店しての購入が主流であり、比較検討のために購入店以外へ来店している顧客も多い。中古車選びは車の状態や購入価格に目が向きがちであるが、車の機能・性能や装備面など、より多角的に車の魅力を訴求し、商談の質を高めることが、他の販売店との差別化を図るために重要になっている。
J.D. パワー 2025年日本中古車セールス顧客満足度調査 総合満足度ランキング(対象11ブランド)
第1位:BMW(758ポイント)
「商談」、「契約手続き」、「納車」の3ファクターでセグメント中最高評価。
第2位:トヨタ(716ポイント)
第3位:ダイハツ(715ポイント)
J.D. パワー 2025年日本中古車セールス顧客満足度(UVSSI)調査SM概要
年に一回、中古車購入後2~13ヶ月が経過したユーザーを対象に、乗用車を中古車で購入した際のメーカー系正規ディーラー、または独立系中古車販売店の対応に関する評価を明らかにする調査。2024年に調査を再開して以降、今年で2年目の実施となる。
■実施期間:2025年7月
■調査方法:インターネット
■調査対象: メーカー系正規ディーラー、または独立系中古車販売店から中古車購入後、2~13ヶ月経過したユーザー(18歳以上)
■調査回答者数:3,660人
総合的な顧客満足度に影響を与えるファクターを設定し、各ファクターの詳細評価項目に関するユーザーの評価を基に 1,000 ポイント満点で総合満足度スコアを算出。顧客満足度を構成するファクターは、総合満足度に対する影響度が大きい順に「商談」(27%)、「納車」(26%)、「店舗施設・サポート」(25%)、「契約手続き」(22%)となっている(カッコ内は影響度)。
*J.D. パワーが調査結果を公表する全ての調査は、J.D. パワーが第三者機関として自主企画し実施したものです。
【ご注意】チャートやデータを記事に引用する場合には、出典元として本調査名を明記してください。弊社の許可なく記載された情報や結果を企業の広告や販促・広報活動に転用することは出来ません。
[図表1]J.D. パワー 2025年日本中古車セールス顧客満足度(UVSSI)調査℠ 顧客満足度ランキング(1,000ポイント満点)