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金が5年で約3倍の1g 2.3万円台に、なぜ今金の高騰が続くのか

金が5年で約3倍の1g 2.3万円台に、なぜ今金の高騰が続くのか

金の高騰はいつまで続く?

金の高騰
【画像出典元】「BrunoWeltmann/Shutterstock.com」

中長期的に金が値上がりしているのには、まだ理由があります。それは、金の需要が増えているから。モノの値段は需要と供給のバランスで決まり、需要が供給量より多ければ、価格は上がります。2000年以降、中国とインドは爆発的な経済発展をし、富裕層が一気に増えました。そうした富裕層が安全資産である金を購入しているのです。

これまでに人類が採掘してきた金の量は17万~19万トンと言われています。オリンピック公式プールの約3.5~4杯分です。そして、現在まだ採掘されていない金の量は約5万トンで、現在の採掘ペースでは、約10~20年後に枯渇する可能性があると言われています。つまり、いくら需要が大きくても近い将来、金の供給量は増やしたくても増やせないとなる可能性があるわけです。希少性が高まれば、より金の価値は上がっていくでしょう。

世界情勢の安定化もなかなか見通せない中、金の希少性はより高まっていく――。この2つの要素を組み合わせると、金価格の高騰はこれから先も続いていくと考えた方が自然でしょう。

と、この原稿を書いたのが10月20日。しかし、そのわずか2日後の10月22日、高騰が続いていた金価格が急落したことが報じられました。中東の紛争や米中の貿易摩擦などの警戒感がやや薄らいだため、金から株式などほかの資産に資金が流れたと市場関係者の間では考えられています。

このように、短期的には価格が下落することもあり得ますが、長期的には金価格は上がっていくと筆者は見ています。それは、中東情勢にしろ、ウクライナ情勢にしろ、米中の貿易摩擦や台湾有事にしろ、根本的には解決していないからです。実際に、田中貴金属の店頭小売価格は、10月22日に1グラムあたり21830円(税込、前日比-1540円)まで下落しましたが、24日には22372円(税込)まで反発しています。

とりあえず筆者は、長期的には価格が上がり続けるものと考えて、お小遣いの範囲で金取引を始めてみたいと思います。

※資産運用や投資に関する見解は、執筆者の個人的見解です。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

配信元: mymo

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