【シェードガーデンの救世主】半日陰でも存在感抜群の「リグラリア」種類・特徴、葉焼けを防ぐ夏越しの注意点

【シェードガーデンの救世主】半日陰でも存在感抜群の「リグラリア」種類・特徴、葉焼けを防ぐ夏越しの注意点

リグラリア

大きな葉とシックな色合いが魅力の宿根草「リグラリア」。日当たりの悪い半日陰の庭でも存在感を放つ植物として、近年ガーデナーの間で注目を集めています。特に人気なのが、丸い葉が特徴のデンタータ(マルバダケブキ)と、細長い花穂を伸ばすプルツェワルスキーの2種類。この記事では、それぞれの特徴や育て方のコツ、園芸品種、購入時のポイントまで詳しくご紹介します。よく似た植物であるツワブキとの違いもチェック!

リグラリアの基本情報

リグラリア
imamchits/Shutterstock.com

植物名:リグラリア
学名:Ligularia
英名:Leopard plant、summer ragwort
和名:マルバダケブキ(丸葉岳蕗)
科名:キク科
属名:リグラリア属(メタカラコウ属)
原産地:東アジア
形態:宿根草(多年草)

リグラリアは、キク科リグラリア属(メタカラコウ属)の宿根草で、学名のLigulariaがそのまま流通名になっています。原産地は東アジアで、寒さに強く、適度に湿り気のある土壌を好み、乾燥しすぎるのを嫌います。真夏は強い日差しにさらされると、葉焼けすることがあるため植える場所には注意が必要で、半日陰などのシェードガーデンで活躍する植物です。国内では主にデンタータとプルツェワルスキーの2種と、園芸品種が流通しています。草姿はまるで違っているように見えますが、育て方は変わりません。草丈は40〜120cmほどです。

リグラリア・プルツェワルスキーが風に揺れる7月の庭。Galina Bolshakova 69/Shutterstock.com

リグラリアの花や葉の特徴

リグラリア
Flower_Garden/Shutterstock.com

園芸分類:草花
開花時期:5〜9月
草丈・樹高:40〜120cm
耐寒性:強い
耐暑性:普通
花色:黄

日本で主に流通しているリグラリア・デンタータとリグラリア・プルツェワルスキーの2種類は、一口にリグラリアといっても花姿や開花期は異なります。

リグラリア・デンタータ
リグラリア・デンタータ。Nadzeya Pakhomava/Shutterstock.com

デンタータの開花期は主に7〜9月で、ツワブキに似た黄色い花を咲かせます。花茎を伸ばした頂部に、数輪がつきます。葉は円形がややつぶれた形で、径は30〜40cmほど。縁には細かく切れ込みが入ります。

リグラリア・プルツェワルスキー
リグラリア・プルツェワルスキー。Flower_Garden/Shutterstock.com

プルツェワルスキーの開花期は主に5〜8月で、長く伸ばした花穂にびっしりと黄色い花がつきます。草丈は120cmほど。葉はデンタータに比べると薄く軽やかな印象で、大きな切り込みが入っています。

オタカラコウ
オタカラコウ。backpacking/Shutterstock.com

これらの2種のほかに、日本には自生種としてメタカラコウ(Ligularia stenocephala)やオタカラコウ(Ligularia fischeri)も見られます。どちらも長い総状花序に黄色い花を咲かせる点が共通していますが、メタカラコウはオタカラコウよりも花や株が小さく、葉先がやや尖るといった違いがあります。山地の湿った場所などに自生し、山野草として園芸店で流通することもあります。

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