こんなトイレは注意!追加費用がかかりやすいケース
トイレ本体以外に、どんな費用がかかるんだろう?
最後に、気になる工事費についても伺いました。「予想外の追加工事で予算オーバー」というトラブルを避けるため、事前に追加費用がかかりやすいケースを知っておきましょう。
①排水管の位置変更工事

マンションなどの集合住宅では、上下階を繋ぐ太い「立管」が壁から飛び出していることがあります。
古いマンションでは、この立管を避けるために特殊な形状のトイレが設置されていることが多く、そのままでは一般的な右レバータンク付きトイレに交換するのが困難なため配管の移動が必要です。
配管位置の変更にかかる追加費用は10万円程度。予算がネックなら、その配管位置で設置可能なトイレを選ぶ方法もありますが、商品の選択肢は限られます。

リフォームチョイス
岩波さん 古くなった配管の交換にまとまったお金がかかるのではと心配される方もいますが、トイレリフォームで配管を丸ごと交換しなければならないケースはほとんどありません。
ご安心ください!
②コンセントがない場合の電気工事

特に築年数の古い住宅などに見られますが、今のトイレにコンセントがなく、リフォームでウォシュレット機能をつけたい場合は、電源引き込み工事が必要になります。
費用は数千円〜3万円程度です。

リフォームチョイス
岩波さん 分電盤からトイレまでの距離が近ければ安く済みますが、遠い場合や配線ルートに障害物がある場合は高額になります。
③手洗い場の新設工事

引用元:株式会社LIXIL
手洗い付きタンクからタンクレストイレに変えると、当然手洗いがなくなります。別途手洗い場を設置するケースも多いですが、これが意外と大きな工事になりがちです。

リフォームチョイス
岩波さん 費用を抑えたいなら、メーカーでトイレとセット販売されている手洗い器を選ぶ方法があります。統一感も出るのでおすすめです。

バリアフリー工房
内間さん バリアフリーの観点からは、自立されている方も介助が必要な方も、予算面さえクリアできればトイレ内に手洗いを設置していただきたいと思います。
タンク上やトイレの横ではなく、トイレの正面に手洗いがあると、振り向く動作なしで手を洗えてベストです。
まとめ
トイレは家族全員が毎日使う大切な空間。快適性を重視したい、将来の介護を見据えて備えたいなど、希望によって最適なリフォーム内容は大きく異なります。
一般的なリフォームでは予算と機能のバランスを重視し、将来のメンテナンス性も考慮した選択が重要です。一方、介護対応では使用者だけでなく介助者の負担軽減も含めた総合的な設計が求められます。
本記事でご紹介した内容が、ご自身のリフォームプランを立てる際の参考になれば幸いです。
また、今回ご紹介した2名の専門家のような、目的に応じた豊富な経験と知識を持つリフォーム会社は、あなたの理想のリフォームを叶えるための力になります。
まずは現在のお悩みや将来への不安を整理し、それぞれの専門分野に強い会社に相談してみましょう。
■今回紹介してくれたリフォーム会社に依頼するトイレリフォームについて詳しく教えてくださった2社に見積もり依頼をしたい方は、下記ボタンよりご依頼ください。
■リフォームチョイス/埼玉県

リフォームチョイス
岩波さん 1日に何回も使用する場所だからこそ、快適さと使いやすさが重要なトイレリフォーム。
お客様の予算や希望に合わせて、将来のことも考えた最適な提案をさせていただきます。
ショールームへの同行も可能ですので、実際に体験しながらトイレを選びましょう。
■バリアフリー工房/東京都

バリアフリー工房
内間さん バリアフリーリフォームは段差の解消や動線の単純化が基本ですが、使う方の状況に応じて最適な提案が変わります。
それぞれの状況を丁寧に伺ったうえで、安心・安全なトイレ空間づくりをサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。

